「崖の上のポニョ」経営
古山喜章です。
先日、経営に取り組む若きメンバーが集まり、ビジネスゲームを行いました。4人でひとつの会社を設立し、経営シミュレーションで会社経営を行い、業績の優劣を競います。
まる2日間かけて、6社で競い合います。同じスタートラインからの出発でも、さまざまな意志決定によって、業績を伸ばす会社、そうでない会社、なかには残念ながら倒産に至る会社もあります・・・。
倒産に至るには、それなりの経緯があります。意志決定が取り巻く経営環境に合っておらず、気がつけば業績低迷に陥り、まるで崖の上をさまようようになります。そしてあるとき、崖からポニョッと落っこちてしまいます。
それを称して、倒産した企業の経営スタイルを「崖の上のポニョ」経営と名付けました。
そういえば、あの歌詞を覚えていますか?
♪ポ~ニョ、ポ~ニョポニョ さかなの子♪
そうです。さかなの目線で経営しますから、遠くが見えず、目先にとらわれてしまいます。
そしてその結果、
♪ま~かっかの、ポ~ニョ、ポ~ニョポニョ さかなの子♪と、業績はまっ赤っかになっていくのです。(怖い歌詞ですね~)
昨年、「崖の上のポニョ」は映画も歌も大ヒットし、日本国中が大合唱となりました。歌って踊っている間に、日本国中にまっ赤っか企業が急増しました。
目先にとらわれず、トンボの複眼目線や、高い視座から見る鷹の目線を用いて意志決定し、「崖の上のポニョ」にならぬようにしていきたいものですね。
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