経営の何してまんねん(その3)
ICOの森垣 英和です
前回は会議の「何してまんねん」で「怪議」になっていませんかと問題提起しました。そうした、本来の言葉と異なる字を当てはめ、誤った状況になっている経営を「誤字経営」といいます。
今回は、「誤字経営」の第二弾として「計画」を取り上げます。
毎年4月に新年度の経営計画を作り、経営方針発表会で計画を発表して新しい期のスタートという会社が多くみられますが、その計画は本当に「計画」になっていますか?計画で見られる「誤字経営」は次のような事例が多いように思います。
形画・・・数値や行動計画など計画の形が整えば内容的にはあまり問題にされない計画。過去何回も計画を作っている企業にみられます。
傾画・・・ピントはずれの現状認識や戦略、方針でその計画どうりやれば会社が傾いてしまう計画
軽画・・・軽いノリで作り、誰もが本当にがんばって達成しようと思わない計画
継画・・・毎年同じ問題、課題がずーと継続して出てくる発展性のない計画。マンネリ化した計画
刑画・・・できもしない数値を上げて頑張りますという計画。ウソの数値は刑罰に値します。
あなたの会社の「計画」は本当の計画になっていますか?作った計画は必ず達成、「予実一致計画」が本当の計画です。
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