経営の何してまんねん(その4)
ICOの森垣英和です
計画の「誤字経営」以外「計画の何してまんねん」があります。
作ることが目的になっている計画。
本来、経営計画は年度を通じて実行し、予実差異を分析、差額の対策の手を打ち目標を達成することが機能(役割)のはず。
それが、計画づくりが目的となり、方針発表会で発表したら計画の実行、推進については、計画づくりのためのエネルギーの何分の一しか使わない。P(プラン)だけでD(実行)、C(チェック)、A(対策)がない。
「何で計画いけへんねん。達成でけへんねん。」と計画が悪かった、計画が間違っていたと原因を計画のせいにして、次年度はもっとよい計画を作ろうとする。
計画の達成マネジメント、プロセス管理が不十分であることを知らない、良く分かっていない会社(経営者)に多くみられます。
時間やエネルギーをかけて良い計画を作るのはよいとしても、その遂行や実現には何倍ものエネルギー、労力がいることを良く理解すべきです。
経営計画ができたら終わりでなく、スタートだと思わなくてはなりません。
計画づくりが目的になっている会社を時々見かけます。
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