お客さまの目線で見てますか
古山喜章です。
仕事がら、さまざまな飲食店で食事をします。当然、お店の良いところ、良くないところ、が気になります。
先日も大阪で、あるイタリア料理のお店で食事をしました。(オープンして1年くらいです)
客単価は4000円~5000円といったところでしょうか。決して安い値段ではないと思います。
オープンキッチンで石窯が配置されており、内装もメニューもなかなかのものです。インフルエンザ騒動の渦中にあっても、ほぼ満席の状態でした。
私はカウンターに座ったのですが、そこでやはり、いろいろと見えてしまうわけです。
資材の発注書や、それを記入するための事務用品。
キッチン内で働く人たちの白衣の汚れ。
ディスプレイに積もったほこり。などなど。
お客様にとって関係のないものや、あまり好ましくないもの、などが見えてきます。
で、そうなると、「この価格ではちょっと高いな」となってしまうわけです。
その結果、次の選択肢からは外れてしまいます。
目に見えるものは、そのお店の管理体制の結果です。
その姿は、きっといろいろな形に変化して、お客様に伝わるものです。
飲食店で働く方々は、客席に座ってお客様の目線で、もっと客観的に店内を見てほしいですね。
客席に座るのは、日報を書くときやシフトづくりをするときだけ、というのでは困りものです。
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