経営の何してまんねん (その6の続き)
ICOの森垣英和です
「経営の何してまんねん」 (その6の続き)
前回は「幹部5悪」として悪しき5つのタイプの幹部を紹介しました。
今回はちょっと視点を変えます。
いまや日本企業の海外進出はとりたてて珍しいことではありません。そうした海外進出企業での出向日本人幹部に対して、地元の現地管理職がどう評価しているか、外国の現場管理者からみた日本人管理者はどう見えるか。
5つの指摘がされています。
①個人として経営施策に関して決定を下せる能力がない
②上司や組織に盲目的に忠誠
③前例によって道が作られていないと行動ができない
④グループメンバーの行動を気にしすぎる
⑤対峙することを避ける
さすがに良く見ていますね。欧米では「強い管理職」が当たり前。
状況を見て何が最適かの判断を瞬時に下し、それを力強く推し進め結果を出す。
ちなみにアメリカにおけるある調査(クーゼル・ポスナー調査)によるとすばらしいリーダーの特性として平均的アメリカ人は
①正直さ 88%
②前向きの 71%
③有能な 66%
④わくわくさせてくれる 65%
を挙げています。
人の顔色を見てではなく、自分の信念、考えを持って誠実に、正直に、常に前向きに取り組み周囲を鼓舞して、しかも有能であるという人が彼らのリーダー像だと思われます。
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