コミュニケーション・ギャップ
こんにちは。ICOグループのナイトウ経営の内藤秀治です。
昨日、ある会社の管理職研修を実施した時の話です。
40歳代の受講生の一人が、「20歳代の若手社員とコミュニケーションが取れない」と嘆いていました。
聞いてみると、「話をしていても言葉の意味を理解してもらえない」というのです。
話を分かりやすくするために、会話の中にことわざを入れると、そのことわざの意味がわからない。「段取り八分」「烏合の衆」「芸が身を助ける」「ない袖はふれない」・・・・・。
「それ、なんですか?」と質問してくるそうです。
また、歴史上の故事を言ってもわからない。
「背水の陣」「ひよどりごえ」「天下分け目の関ヶ原」・・・・・。
「それ、なんですか?」
一方、中年は若者の言葉も理解できない。
「てんぱる」「オキニ」「ボブる」「やばい」・・・・・・?
「それ、なんのこと?」
さらに、最近のIT用語。
「VPN」「API」「XML」・・・・・・・・?
「????」
このままでは、やがて同世代だけで固まるしかなくなるのではないかと不安になりました。
世代を超えてコニュニケーションを取るための共通言語やしくみをつくっていかなくてはならないと実感しました。
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