新入社員フォローアップ研修の季節です
古山喜章です。
新卒入社の時期から約半年を経過し、入社後のフォローアップ研修が行われる時期になりました。
私も数社に伺い、久しぶりにフレッシュマンたちと会う機会を得ました。
人間とは不思議なもので、たった半年くらいでも、輝きが曇ってくる人、同じように輝いている人、ますます輝いている人、に変化してきます。
つくづく、人は環境によって大きく変化するものだな、と実感いたします。
フォローアップ研修では、この半年間を振り返り、基本動作の確認などを行います。
なにより、同期のものが集まって、ああだこうだと語り合うことに、輝きを取り戻す、大きな意味がありますね。
"友達と会っても仕事の会話が中心になってきた"
"ニュースや世の中のことを気にするようになった"
"先輩によって教える内容が違っていて困った"
"電話応対で大失敗をした"
などなど、感じ方はさまざまですが、
基本的に皆、新しいことにチャレンジをして、失敗を繰り返しながら成長してきている、ということです。
なんでもやってみよう、という意欲が強いです。
これが5年、10年経過すると、新しいことにチャレンジしない人が増えてくる企業がよくあります。
個々人にも問題があるかもしれませんが、人が育つ環境・仕組みになっていないことも事実です。
高いコストをかけて採用し、各人に毎年数百万円を投資するわけですから、経営にとっては最もコストのかかる経営資源なのです。
入社してしまえば、後は本人まかせ、現場まかせ、では、あっという間に才能を秘めた原石も、輝きを失ってしまい、ただの石ころになってしまうのも当然です。
人を育てる人事戦略も、経営の大きな柱のひとつです。
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