電子書籍が広がってきた
古山喜章です。
最近、移動の新幹線のなかで、電子書籍を利用している人を見かける機会がポツポツと出てきました。
やはり、外国人の方が、アマゾンのキンドルを手にしている、ということが多いですね。
ちょうど、文庫本くらいのサイズでしょうか。
情報ツールのめまぐるしい進化には、本当に驚かされます。
数年前は、新幹線のなかで、ポータブルDVDで映画を見ている人をよくみかけました。
が、ノートパソコンにDVDが標準装備されている今となっては、ポータブルDVD派はほぼ皆無です。
紙資源への環境配慮などの面からも、書籍電子化の波は加速度的に進むでしょう。
さらにメモ機能や検索機能、画像や動画の添付が充実してくれば、圧倒的に紙媒体よりも便利になると思います。
どのような電子書籍ツールが主流になっていくのか、とても楽しみにしています。
ここ数年、情報機器を媒体として、買い物のしかたがどんどん変わってきています。
逆を言えば、売り方が変わってきている、ということです。
音楽はCDからデータ配信に変わり、買い物は百貨店からネット通販へと、どんどんシフトしています。
変化のなかには、チャンスもあります。
電子書籍のシェアが広がれば、
大型書籍店はどうなるでしょうか?
紙を売っている企業はどうなるでしょうか?
物流ビジネスへの影響はどうなるでしょうか?
これらの企業で働いている人たちはどうなるでしょうか?
ビジネスモデルが変われば、過去の成功は無残に消え去っていきます。
売り物や売り方を、変化に合わせて改良し、過去の成功は捨て去り、新たな時代のニーズに合わせていく。
その努力が、企業にも、個人にも、要求されています。
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