日本はどこへ行こうとしているのか?ガンディーの警鐘
ICOの森垣英和です。
年も明け、新年度がスタートしたが、この1年わが国はどこへ行くのか姿が見えない。
民主党トップの資金問題や、首相の母親からの資金提供などの報道を見聞きする度に、マハトマ・ガンディーの警告を思い浮かべる。
ご承知のようにガンディーは近年発展が著しいインドの「独立の父」、弁護士、宗教家、政治指導者。
独立における非暴力不服従は有名であるが1948年狂信的なヒンドゥー原理主義者に暗殺された。
そのガンディーが「7つの社会的大罪」という指摘を行い、7つの大罪がはびこると人間社会、世の中が駄目になると警告している。
7つの大罪とは
1.原則なき政治
2.道徳なき商業
3.労働なき富
4.人格なき教育
5.人間性なき科学
6.良心なき快楽
7.犠牲なき信仰
日本の現状をまさに予見したような警告である。
原則なき、その場その場でコロコロ言うことが変わる政治。
この人には任せられないと思われる政治。
自民党も同じ程度ではないか?
うそつき商品、貧乏人を食い物にする商売。
己だけが儲かればよいという商法。
倫理、道徳はどこへいったのか?
楽をして儲けることがもてはやされる、こつこつ働いて富を得ることは時代遅れであるという風潮。
破廉恥教師、子供や教育をおとりに使う。
尊敬される教師は数少ない。
勿論、そうした現象は一部で、全てではないと思われるものの「どうなっているの?」ということが多すぎる。
今年は、ひとつ明るく「7つの大罪」がない日本、世の中にしたいものである。
キリスト教で言うように「暗いと不平を言うよりも進んで明かりをつけましょう」にしていかなければならないと思う。
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