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2010年2月22日 (月)

キャッシュを残すためのネタをさがせ!

古山喜章です。

この時期、3月末の決算期を控えて、経常利益がどれだけ出るか、一喜一憂されている経営者がたくさんいらっしゃいます。
しかし、これはあくまでも、損益計算書(PL)までの話です。
経営にとって大切なのは、たたきだした経常利益から、キャッシュをできるだけ多く残し、来年度の経営資源として活用することです。
つまり、キャッシュフロー、貸借対照表(BS)を見てください、ということです。

経常利益として残ったキャッシュを守るには、特別損失、いわゆる「損だし」を行い、税前利益を下げていくことが必要です。
設備の入れ替えで、使わなくなった機械。
購入したけど、使い物にならなかった機械。
来年度は使えない商品。
デザイン変更で使わなくなる包装資材。
価値の下がった有価証券。
などなど。

損を出す要因はたくさんあるのに、十分に損失計上されない企業がよくあります。
単純に、損のだし方をしらなかった場合もあれば、
「あんまり損を出しすぎたら目立つじゃないですか」
とか、
「損を出して銀行になんか言われませんか?」
と心配される方もおられます。

何も言われません。
言われたとしても、説明すれば、それまでです。
銀行は税務署ではありません。
銀行にしても、キャッシュが残って返済原資が確保されるわけですから、むしろ、財務戦略の行き届いた企業として歓迎されます。

期末が過ぎて、決算の結果がでてからでは間に合いません。
今のうちから、損を出せる要因には何があるか、検討をされておくことをお薦めします。

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