新入社員を定着させよ!
古山喜章です。
「新入社員だけでなく、新しく入社した従業員が、とにかく定着しないんです。」
そう嘆く経営幹部の声をいまだに聞きます。
これだけ就職難と言われていても、です。
なかには、
「いやぁ~、勤務初日に昼休憩に行ったら、そのまま帰ってこなくなりました。」
なんていう、スゴイ話しを聞くこともあります。
入社後、早期に退職してしまうというのは、本人の責任よりも、むしろ企業側に責任があることがほとんどです。
おおむね、次の4つの理由です。
①誰も教えてくれない
②誰に聞いたらいいかわからない
③教えてもらっていないのにやらされる
④人によって言うことが違う
つまり、①~④の理由で不安が増幅し、早期退職につながるわけです。
こういうと、
「わたしらの最初のころはもっとひどかった!!」
と言う方もおられます。
しかし、時代は変わっているのです。
先輩の背中を見て人が育つ時代ではありません。
①~④に、思い当たるところはありませんか?
まずは、①~④の不安を取り除いてあげるため、新人を担当する社員を決めればよいのです。
できれば、この2~3年の間に入社したした人がよいでしょう。
せっかくコストをかけて採用した人材を、大切に育ててください。
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