基本ルールの再確認をせよ!
古山喜章です。
JR西日本の脱線事故から5年が経過しました。
私自身、最寄駅の路線での事故でもあり、つい、関心が高くなってしまいます。
改めて、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
この事故も4月に起こったわけですが、4月というのは、さまざまなミスやトラブルが、最も発生しやすい時期なのです。
人事異動や入退社など、とにかく、人の入れ替わりが激しい時期です。
そのため、ルールや管理手順が乱れやすくなります。
それによって、提供できる品質・サービスにも、影響を与えやすくなります。
クレームや事故などが、最も発生しやすくなります。
しかし、どのような事故やクレーム、ミス、トラブルも、元をただせば、ルールどおりにやっていなかった、ということがほとんどなのです。
新たな職場で仕事をする人たちだけでなく、既存の従業員も、提供できる品質・サービスの価値を落とさないよう、基本ルールをもう一度見直すことが大切です。
職場のちょっとしたミスやトラブルが、世の中にどれだけの影響を及ぼすことになるか、日々の業務の中では見失いがちです。
そして、自社の経営に大きな影響を与えることは、言うまでもありません。
職場に刺激を与えて、基本ルールの乱れや管理レベルが落ちないようにする。
これが、新年度を気持ちよくスタートさせる、経営のコツでもあります。
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