ハッピネス・インデックス(幸福度指数)
ICOの森垣英和です。
詳細は判りませんが、国の評価をGDPでなく国民幸福度指標でやったらどうかという意見がでてきているようです。幸福度指標とは、分かる様で良く分からないなあという感想を持ちます。
国連ではHDI(Human Development Index)として出生時平均寿命、識字率、就学率、1人当購買力平価GDPなどを指標化して加盟国のランクを発表しています。
それでみると、1位はノルウェイ、2位オーストラリア、3位アイスランド、日本はスイスに次いで10位。
ちなみにアメリカは13位です。
ブータンはGNH(Gross National Happiness)を提唱しており、「基本的な生活」「文化の多様性」「自然の保護」「健康」「教育」「良い統治」などを評価するという試みを進めています。
国ではありませんが、ある資料ではビジネスマンにとってのハッピネス・インデックス(幸福度指数)の指標として
①経済的豊かさ(収入、資産がそこそこある)
②時間的余裕(働くだけでなく自分の時間がある)
③やりがい充実度(仕事や趣味での充実感)
④人間関係の良好さ(職場や家庭、友人関係)
⑤将来ビジョン(自分の夢、目指すべきビジョンがある)
の5つをあげています。
亡くなられましたが、経営評論家の伊藤肇さんは
・健康であること
・友人、人脈、尊敬する人がある
・美しいものを知る能力
・ほどよいお金
・朝起きた時にやらねばならない仕事があること
を幸福の条件として考えておられました。
しかし幸福というのはあくまでも主観的なもの、金がなくても「俺は幸せだ」と思う人もあれば、金が一杯あっても「俺は不幸だ」と感じている人もあると思います。
要は、それぞれの価値観をもって「もっと幸せになりたい」と努力することが重要ではないかと考えます。
さて、あなたは幸福ですか?
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