仕入は安く、在庫は少なく
古山喜章です。
とにかく、モノの単価が下がっています。
特に、食品や雑貨などの生活用品は、ことごとく値下がりです。
さらに、出荷数、売れ数も昨年対比でみると、多くの中小企業が100%を割っているような状況です。
単価が下がり、売れ数も下がる、という非常に厳しい状況です。
ただし、仕入れ値も下がっています。
そして、
同じ厳しい業況のなかでも、利益が出る企業、利益が出ない企業、があります。
仕入交渉をして、少しでも安く仕入れる。
と同時に、少し安くなっているからといって、高いモノを仕入れない。
(やはり、少し安くなっていても、末端ではさほど売れません)
在庫をできる限り小さくする。
売れるモノに絞り込んで売る。
安すぎる売り先には、売らない。
売れないモノは、滞留在庫にならないように、セールスをかけて、早期に売り切っていく。
つまり、回転を速めることです。
かねてから言われる、回転経営を実践すればよいのです。
そんななか、わずかとはいえ、ネット販売に取り組んでいる企業は、どことも徐々にその数値を伸ばしてきています。
先細っていく売り先と、芽が出てきている売り先。
今のうちに手を打っていかねばならないことは、たくさんあるはずです。
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