サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

井上和弘の新刊発売!

古山喜章の新刊発売!

  • 古山喜章の新刊「持たざる経営」
    古山喜章の新刊「持たざる経営」(出版:日本経営合理化協会)が2024年12月に発売となります。内容詳細&ご購入のお申込みはこちらからどうぞ。

福岡雄吉郎「賢い節税 100の打ち手」CD発売!

  • 福岡雄吉郎「賢い節税 100の打ち手」CD発売!
    知らないと大損する!社長個人と会社のお金を正しく守る実務。 1話4分、全100項で、どこから手を付けてもお金が残せる実務を解説しています。  皆で頑張って稼いだ会社と社長のお金を1円でも多く残し、いざという時でも安心できる「お金に困らない経営」を実現するため、本CDの講話をいち早くご活用ください。

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 仕事一筋で何が悪い | トップページ | 増える得意先からの不当要求 »

2010年8月10日 (火)

病院クラウドの時代に備えよ

古山喜章です。

医療介護経営の指導に携わっていつも感じるのは、IT技術の導入が他業界に比べて遅れているな、ということです。

技術そのものは進んでいます。
電子カルテ、検査画像のデジタル化、シフトの電子化、予約システム、会計システム、電子マネー利用、iPad活用、病院内情報ネットワーク等など。
なかでも、今、注目されているのは、病院間の地域連携に伴う病院クラウドです。
地域の病院や診療所、介護施設などの関連施設をネットワークで結び、データベースや運用ソフトを共有化する仕組みです。

真っ先に問題になっているのは、データベースの共有に伴う、マスター管理のルールの統一です。
施設によって異なる名称や呼び名などを、統一しなければなりません。
しかし、そんなことは、流通や物流などの世界では、すでに行われています。
何も難しくはありません。

本気で地域連携を進めるなら、情報ネットワークの管理機構のようなものを、その地域に立ち上げればよいのです。
会社組織の拠点を結ぶために管理部門があるように、地域連携組織を管理する機能をつくり、あらゆる問題を討議・クリアしていけばよいのです。
その運営には、地域連携に参加する施設が主体となって出資すればよい。

地域連携を進めるとは、そういうことです。
どことも、おいしいとこどりをしようとすると、物事が前進しません。

ただし、病院クラウドが完成したとしても、だからといって、各施設が繁盛するべきものではありません。
これはあくまでも、各施設の強みをより活かすためのツールなのです。
強みがなければ、活用のしようもありません。
そして、その施設でのIT活用の環境が整っていなければなりません。

経営とはバランスです。
強みを磨き、強みを活かす環境を整える。
その両方が必要なのです。

« 仕事一筋で何が悪い | トップページ | 増える得意先からの不当要求 »

商品開発」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 病院クラウドの時代に備えよ:

« 仕事一筋で何が悪い | トップページ | 増える得意先からの不当要求 »

福岡雄吉郎の「賢い節税2025」セミナーのお知らせ

  • 福岡雄吉郎「賢い節税2025」セミナーのお知らせ
    2025年1月29日(水)大阪、2月4日(火)東京(オンライン受講あり)にて。10時30分~16時00分。2025年の税制改正を踏まえての大好評の「賢い節税」セミナーです。 お申込および詳細はこちらから。

おすすめブログ

2024年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

2024年 ご挨拶動画