トライ&エラーを繰り返せ!
古山喜章です。
経営会議や改善プロジェクトなどに参加していて最近よく感じるのは、
目の前の問題・課題に対して簡単にあきらめてしまう人が多い、ということです。
"やりかたがわかりませんでした"
"やってみたけどうまくいきませんでした"
などといった類です。
簡単にあきらめてしまっては、成果はもちろん、得るものもありません。
それに比べて、トライ&エラーを繰り返せる人がいます。
"Aのやり方がうまくいかなかったので、Bのやり方でやってみました"
"やり方に行き詰ったので、調べて再トライしています"
という方々です。
壁にぶつかっても、自分でなんとかしようとやり続ける人です。
こういいう方々は、結果として狙っていた成果が得られなくても、得るものは多くあります。
Aのやり方でうまくいかなかった、ということさえ、大きな発見として生かされていきます。
何より、うまくいくまでトライし続ける傾向が強い。
だから、どんどん成長していきます。
トライ&エラーを繰り返せない人は、そもそも、成果に対する執着心がありません。
できなかったことができるようになっても、そんなことに喜びを感じません。
もっとよくないのは、このような人材特性を、経営陣が評価に反映させていないことです。
成長志向のある人材をいかに見つけて評価をしていくか。
冬の人事考課の前に、評価のやり方を見直してみてください。
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