ライブ動画配信「ユーストリーム」が動き出している
古山喜章です。
ソフトバンク孫社長が情報革命の一貫としてスタートさせた「ユーストリーム」がそろそろ大きく動き出しています。
いわゆる動画配信のサイトですが、ユーチューブなどと違うのは、ライブ映像を配信できる、つまり、生放送が簡単にできる、ということです。
さらに、そのライブ映像を見ている人たちが、リアルタイムにコメントを寄せて、視聴者同志での会話もチャットのように楽しめます。
つまり、「動画」ではなく「番組」なのです。
もちろん、ライブが終了した番組は、インターネットの中に録画されたような状態となり、いつでも楽しむことができます。
パスワードを共有することで、限定された者だけで生放送を楽しむことも簡単にできます。
先日、ユーストリームを使って社内イベントを全国事業所で共有しようという試みをされた企業がありました。
大企業ではなく、中小企業です。
パスワードを共有し、従業員同士だけでのライブ動画共有です。
私も生放送を見せてもらい、その配信を見ながら画面右側にあるコメント欄で、従業員の方々と会話を楽しみました。
コメントを寄せることで、そのイベントに参加している感覚がとても強くなります。
と、映像配信は簡単ですが、気をつけたいのは音声であることもよくわかりました。
マイクの性能や置く場所、によって、聞こえかたが大きく異なってきます。
もはや企業や個人での番組配信が可能になってきています。
いってみれば、テレビ局、というものを介さずとも、生放送を配信できる技術はすでにインターネットの中に構築されているわけです。
あとは、誰が、どこが、いち早くその技術を取り入れ、新たな売りモノとして活用していけるか、ということなのです。
これまで水面下だったその動きが、そろそろ表面化してきています。
せめて、情報革命の動きや現状を知り、乗り遅れることのないようにはしておいてください。
« 「業績先行管理経営の進め方」(その2) | トップページ | 金利交渉は前例づくりから »
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- グーグルさまさまでした。(2023.08.10)
- デジタルツールを活用せよ⑤(2022.04.15)
- デジタルツールを活用せよ④(2022.04.14)
- デジタルツールを活用せよ③(2022.04.13)
- 2021年に改めてほしいこと④(2021.01.08)
コメント