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2010年11月 5日 (金)

格付けのポイント

みなさん、こんにちは。ICOグループの内藤秀治です。

銀行は企業を格付けして貸出金利などの対応を変えていますが、どのような指標によって格付けが変わるのでしょうか?

銀行は、貸出先の資金回収不能を一番恐れていますので、貸出先先企業が返済する能力があるかどうかを定期的にチェックしています。
これを、「自己査定」と呼びます。

この自己査定は、それぞれの銀行がマニュアルを策定して実施していますが、金融庁が作成・公開している「金融検査マニュアル」が基準となっています。
そこには、貸出先の経営内容を把握して、債務者区分、いわゆる格付けをしてリスク管理をおこなうように書かれています。
その格付けは下記の6つです。
1.正常先
2.要注意先
3.要管理先
4.破たん懸念先
5.実質破たん先
6.破たん先

銀行から借り入れをおこなっている全ての企業が、上記のいずれかに格付けされているわけです。
そして、当然、正常先の金利が低く、要注意先、要管理先・・・と格付けが低くなるほど金利は高くなります。
破たん懸念先になると新規の借入は厳しくなり、実質破たん先になると引当金を100%積まれ、いつ破たんしてもいいように準備されます。

そして、格付けの方法は銀行によって違いはありますが、定量的要因と定性的要因によって評価されます。

定量要因とは、決算書などの財務数値から算出した指標によって点数化するもので、
1.自己資本比率などの「安全性」
2.総資本経常利益率などの「収益性」
3.経常利益増加率などの「成長性」
4.債務償還年数などの「返済能力」
などを評価します。

定性要因とは、数値化出来ないもろもろの経営状況を評価するもので、
1.市場動向
2.競合状態
3.経営者や経営方針
4.営業基盤
   ・
   ・
   ・
などがあります。

大体、定量要因が60%~70%、定性要因が30%~40%程度の割合で評価するようです。

私の顧問先は、要注意先から正常先に変わった途端に複数の銀行から「借りてほしい」といってくるようになりました。

銀行は、貸したい先には安売り(低金利)してでも貸したいものなのです。

それでは、どうすれば銀行が貸したくなる会社になるのでしょうか?

次回は定量要因、定性要因をもう少し詳しく見ていくことにします。

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