身だしなみ・あいさつの大切さ
古山喜章です。
先日ある企業で、今年度新入社員のフォロー研修を行いました。
それぞれ配属されて約半年、新入社員研修で学んだことと現在の姿を振り返りながら、軌道修正をしていきます。
テーマは身だしなみ・あいさつ、報告・連絡、その他のビジネスマナー、といったものです。
新入社員の研修として行っていますが、ベテラン社員にこそ、振り返っていただきたいことばかりです。
●相手にとって感じのいい身だしなみ・あいさつが、常にできている
これだけとっても、うちの社員は7割以上の者ができています。と自信をもっていえる経営者の方々は少ないだろうと思います。
いくら新入社員が基本を大切にしようとも、基本を大切にしない職場環境の中では維持することが困難です。
そのひとつひとつは、難しいことではありません。
簡単なことなのですが、その簡単なことを、つねにし続ける、ということができないのですね。
悪い意味での慣れ、緊張感のゆるみ、などが原因なのでしょう。
しかし、トラブルや事故は、そのようなところへ転がり込んでくるものです。
かつて、松竹新喜劇の名優、藤山寛美さんは、楽屋で寝転んでいる俳優を見つけると「楽屋が舞台に出るぞ」といって叱り続けていました。
自らを律し、スタッフにもその空気を維持させる。
だからこそ、お客が満足する興行を常に維持することができたのでしょう。
サラリーマンであっても、おなじことだと思います。
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