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2010年11月11日 (木)

格付けのポイント(定量的要因)

みなさん、こんにちは。ICOグループの内藤秀治です。

前回のブログで、銀行が「定量的要因」と「定性的要因」によって企業を格付けしていることをお話ししましたが、今回はそのうち「定量的要因」の中身をもう少し詳しく見ていきます。

定量要因とは、決算書などの財務数値から算出した指標によって点数化するものです。
もちろん、銀行によって指標は異なりますが、概ね下記の項目で評価されるようです。

1.安全性項目
(1)自己資本比率(%)= 純資産÷総資本×100
(2)ギアリング比率(%)= 総負債÷純資産×100

2.収益性項目
(1)売上高経常利益率(%)= 経常利益÷売上高×100
(2)総資本経常利益率(%)= 経常利益÷総資本×100
(3)当期利益の推移

3.成長性項目
(1)経常利益増加率(%)
    = 当期経常利益÷前期経常利益×100
(2)自己資本額
(3)売上高

4.債務償還能力(返済能力)項目
(1)債務償還年数(年)
    = 有利子負債÷(営業利益+減価償却費)
(2)インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)
    =(営業利益+受取利息配当金)÷金融費用(支払利息・割引料)
(3)償却前営業利益

これらの指標を眺めてみると、
1.総資本を圧縮する
2.純資産の割合を増やす
3.営業利益・経常利益を増やす
4.借入金を減らす

つまり、不要な借入金を返済することが、格付けを高めることにつながるのです。

次回は「定性的要因」を見ていきます。

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