ビジネスマインドとサラリーマン根性
古山喜章です。
前回、「サラリーマン根性」という言葉をとりあげました。
経営にとって、マイナスに働く意識を表します。
逆に、プラスの意味で使われる言葉に、
「ビジネスマインド」という言葉があります。
どちらも、社員の意識を表す言葉として使われます。
どのように違うかと考えてみました。
サラリーマン根性の強い社員は、
1)リスクを取らない
2)日常業務の繰り返し
3)報酬は労働の対価
4)守り一辺倒
5)つねに自分のことだけ
6)仕事はお金を得る手段
7)常に楽したい
8)仕事は仕事、遊びは遊び
9)仕事は与えられるもの
一方、ビジネスマインドの強い社員は、
1)リスクを背負います
2)変化に対応することをいとわない
3)報酬は業績・成果の対価
4)攻めと守りをバランスする
5)つねに全体を考える
6)仕事はお役立ちの手段
7)常に問題・課題を見出す
8)仕事は仕事、遊びも仕事
9)仕事は見出すもの
どこの企業にも、
このふたつのタイプの人材がおられるのではないでしょうか。
どのような部署、職位であっても、
その役割、責任をどれだけ自覚しているか。
その意識によって、企業が発揮する能力・成果は大きく異なってきます。
みこしを担がず、かけ声だけの社員ばかりでは、何事も前へは進まないのです。
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