物販店舗でのオペレーション効率を改善せよ
古山喜章です。
i-phoneを使ったハンディ・ターミナルを紹介しましたが、
下の写真のような端末を運用されている店舗もあります。
カシオのカシオペア、という携帯端末です。
顧問先の洋菓子店で運用しています。
ショーケースの前でお客様から注文を聞き、そのデータを転送して会計を行います。
お客様には番号をお渡しし、その番号を呼ばれたら、レジへ向います。
そして商品確認をし、支払いを済ませます。
店舗側は、ピーク時のオペレーションを少しでも改善し、回転をよくしたいわけです。
私も触らせていただきました。
画面の切り替えや、商品選択は、スムーズです。
ただ、データ転送にかかる時間がちょっと長い。
10秒ほどかかりました。
これだと、手書きで注文を聞くことに慣れているスタッフは、手書きのほうが早く、使いづらい、となってしまいます。
今、その要望をメーカーに依頼し、改良品が間もなく出来上がる、ということです。
大切なのは、時間がかかるからそこで止めてしまい、元に戻ってしまうのではなく、作る側に要望を訴えていくことです。
これまでにない環境での運用ですから、なおさらです。
開発されている方々も、店舗の細かなニーズまではわかりませんから、運用面での不具合があって当然です。
菓子、惣菜など、物販店舗での注文オペレーションでは、まだまだその多くが、紙の伝票を使っています。
商品確認に時間がかかり、
時間がかかりすぎると、「早くして!」とクレームを受けます。
そのような課題を解決し、お待たせ時間を少しでも短くできるよう、店舗運営企業はもっと工夫を凝らすべきなのです。
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