サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

ICO新刊発売のお知らせ!

  • 福岡雄吉郎の最新刊
    好評発売中! 「社長の賢い節税」(著:福岡雄吉郎、発行:日本経営合理化教会) 社長が賢い節税をせずして、会社にも、社長にも、お金を十分に残すことはできません。数々の現場での、あっと驚く事例をもとに、お金を残すための具体策を、余すところなく披露します。

福岡雄吉郎 出版記念セミナーのお知らせ!

  • 福岡雄吉一郎 出版記念セミナーのお知らせ
    「社長の賢い節税」出版を記念とした、税務対策セミナーです。 5月25日(大阪)、28日(東京)にて開催します。 ゲスト講師も登壇予定です。 詳細は追って連絡いたします。 主催:日本経営合理化協会

相続対策セミナーのお知らせ

  • 相続対策セミナーのお知らせ
    2021年度の日程が決定しました。6月8日(火)東京・オンライン、6月22日(火)大阪。 主催:日本経営合理化協会 詳細は追ってご連絡いたします。

古山喜章CD お金が残る決算書「100の打ち手」発売!

  • お金が残る決算書「100の打ち手」発売!
    1話5分完結で全100話収録! 会社を強くする決算書にするための具体策を、節税対策、銀行対策、危機対応、業種別対策など、7つの側面から、実例を交えて語ります。 移動時・在宅時などのすきま時間に、ぜひご活用ください。

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

2011年2月

2011年2月28日 (月)

会議の報告書

ICOの森垣英和です。

仕事柄、多くの会社の会議に参画します。
役員会、経営会議、部長会、業績検討会議、業務監査会議などの定例会議、
年度計画策定会議、改善会議、新商品開発会議、人事考課評価会議、懲罰会議などの特別な会議。

特に定例会議での会議報告書をみると、その会社や報告者のレベルがハッキリとわかります。

①資料が完全に記入されていない(記入されていない空白の欄がある)
②報告が箇条書きでなく文章で長々続く
③記号、番号が抜けている、統一されていない
④重要な事項順に記入していない
⑤問題点が現象だけで原因や真因が明確にされていない
⑥5W2Hや数値での報告になっていない
⑦作成者、チェック者、承認者の氏名が記述されていない

挙げだすとまだほかにもまだまだあると思いますが、
総じて言えることは会議報告書の策定が、
定例会議のための作業になっていること、
月次での部門の総括、対策を考える重要な仕事であるとの認識があまりないことが、
原因の一つとして考えられます。

会議報告書の誤った考え方として

①会社が書け、報告しろというから作る
②報告のための資料だからあまり手をかけないでおこう
③対策はやれなくても仕方がない
④現場の状況は現場でないと分からないから報告はアバウトでよい
⑤毎月そんなに変ったことが起こらないから前月と同じでよい

そうしたことをベースの報告書での会議は開いてもあまり効果はあがりません。
会議報告書の正しい考え方、例えば

①自部門の反省、問題点をつかみ、次の月次の対策を考える大切な仕事である
②月次の問題点や改善事項を部門のメンバーに共有するためにも必要である
③予実差異の原因対策、計画の進捗と対応を報告書策定で真剣に考える
④対策は誰、いつ、どのように、どれだけなど具体的にする
⑤報告書は自部門の改善、成長、チーム力などの進歩の記録である

など作成するメンバーが理解することが必要です。
最近はペーパーレスでプロジェクターを使っての報告が増えていますが、
必要な資料は選んで、ペーパーで配布する必要があります。
プロジェクターでの報告は情報が通りすぎるだけで、じっくり考えることがあまりできません。
報告書1枚でその部門の現状が手に取るように分かる、そうした報告書にしたいものです。

ニンテンドー 3Dゲーム機へ二回目の挑戦

古山喜章です。

ニンテンドーの3DSが発売されました。
裸眼で楽しめる3D携帯ゲーム機、ということで、
私も現物を手にしてみました。
なかなかの立体感です。

私はゲームはやりませんが、
新しい商品や、これまでになかった商品、
は気になるものです。

ただ、ニンテンドーが3Dゲーム機を発売するのは、
これが2回目、ということは結構忘れられています。

1995年に発売された、
「バーチャル・ボーイ」というゲーム機です。
ほとんど売れませんでした。

二本足で据え置いた、大きなゴーグルを覗き込みながら、
コントローラーを操作する、というもので、
とにかく大がかりで面倒くさい。

アメリカでのゲームショーでは、
スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスが
その立体感に驚いていたそうですが、
顧客の支持は得られなかったというわけです。

そのときの大失敗があったからこそ、
裸眼での3D、
ということに徹底できたのではないでしょうか。

その大失敗作「バーチャル・ボーイ」を開発したのは、
それを最後にニンテンドーを去り、
惜しくもその2年後に交通事故で亡くなった横井軍平氏です。

ウルトラハンド、ウルトラマシン、
光線銃SP、レーザークレー
ゲーム・ウォッチ、ファミコン、ゲーム・ボーイなど

任天堂にこの開発者あり、といわれた人物です。
数々の商品開発にあたって、
「枯れた技術の水平思考」という言葉を残しています。

全く新たな技術ではなく、すでにある技術を組合わせて、
これまでにない商品を考える、というものですね。
そのほうが、圧倒的にコストが安くすむからです。

おそらく今回の3DSにも、
そのDNAが生きているような気がします。

初回出荷分40万台は初日完売だとか。
(1台25000円だから、・・・)
近々に、アメリカ、ヨーロッパでも発売されるそうです。
今は亡き横井氏の表情を見てみたいものです。

2011年2月25日 (金)

タッチパネル型 自動販売機

古山喜章です。

最近、首都圏で
タッチパネル型の飲料自動販売機を
見かけるようになってきました。

Dsc_0101s

通常はパネル画面にさまざまな広告が表示され、
人が近付くと、写真のようになります。

で、パネルの上部分にカメラがついており、
近づいてきた人の性別や年齢・表情を判別して、
購入商品をちょっと迷っていると、
おすすめの商品が点滅したりします。

私の場合、
オロナミンCをお勧めされてしまいました。

選んだ商品をタッチすると、
取り出し口に商品がでてきます。

カメラがついていますから、
どのような客が、
何時ごろに買ったのか、
データ収集が容易です。

そして、ディスプレイの入れ替えも不要です。

そして、広告収入を稼げます。

スマートフォンやタブレットPCに慣れ親しむ人が増えるほど、
タッチパネル操作への違和感や抵抗はなくなってきています。

タッチパネル型ビジネスや活用したサービスは、
IT機器以外のところで、まだまだ多くのチャンスを見出せそうですね。

2011年2月24日 (木)

事業承継に≪成功する社長≫≪失敗する社長≫

古山喜章です。

2月23日、井上和弘のセミナー
「事業承継に≪成功する社長≫≪失敗する社長≫」
が開催されました。
Dsc_0096s

井上式相続対策のふたつのスキーム、

①持株会社の設立
②高額退職金による節税

について、レクチャーが行われました。

また今回は、
事業承継を扱う専門家ゲストとの対談もありました。

事業承継は、経営トップが必ず向き合うこととなる問題です。
いかにして、会社のバトンを渡して、
ハッピーリタイア(喜ばれての引退)
を迎えるか。

皆さん熱心に聴講されていました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2011年2月23日 (水)

QC活動 成功のポイント④

古山喜章です。

QC活動、成功のポイント④は、
「自分たちだけでできないことにチャレンジする」
です。

先日ある企業にて、
QC活動全社大会が行われました。
Dsc_0095s

部門別の予選を勝ち抜いたサークルが発表し、
その優劣を競いあいます。
私もその最後で講評をさせていただきました。

予選を勝ち抜いたサークルばかりですから、
どのサークルも、活動そのものはQCストーリーに
沿っています。

そのなかでも大きな成果を上げていたのは、
自分たちだけではできない、
他部署や業者の協力を得なければ
できない改善に取り組んだサークルです。

テーマを決める評価軸に、
“自分たちだけでできる”という項目をよく
みかけます。
自分たちだけでできるからやりやすい、
ということです。
でもそれでは、手元の小さな改善はできても、
業務そのものの見直しにつながる、
大きな改善にはなりません。

ある業務をシステム化してムダを省く。
ある業務のシステムそのものを見直す。
このような場合に必ず、
関連部署や業者を説得し、了解を得なければ
実行さえできません。

人を説得する、というのは大変なことです。
改善のメリットを、分析データや熱意で相手に訴えかけます。
しかし大変だからこそ、大きな価値があります。

こうして成功に至った活動は、
成果も大きいし、各自の成長や自信にも繋がります。
自分たちだけでできないことにチャレンジする、
という精神が大切なのです。

2011年2月22日 (火)

さまざまな経営のタイプ

古山喜章です。

6社対抗ビジネスゲームを進めていくと、
各社さまざまな経営のタイプが見えてきます。

「KKD経営」
勘(K)と経験(K)と度胸(D)だけが信条。
調査や経営環境変化、データを顧みず、
アクセル踏みっぱなしでガンガン突き進めます。
「暴走経営」「無鉄砲経営」とも言えます。
なので、すぐに壁に衝突します。

「風見鶏経営」
進むべき方針や方向が全くなく、
風が吹くたび、あっちを向いたり、こっちを向いたりします。
そのため、打つ手に一貫性がなく、アンバランスを招きます。

「後手後手経営」
全てにおいて、なにかが起こってから動きます。
これも「風見鶏経営」同様、方向が定まりません。

「ケチケチ経営」
とにかく経費を使わない。
市場調査や販売促進、人材育成など。
カネをかけずに成果を上げる、ことが先に立ち、
機会損失などが生じます。
「ちぢこまり経営」とも言えます。

「商品力過信型経営」
商品力に自信があるのか、価格設定が常に高めになる。
そのため、ライバルに売り負けてしまいます。
他社の動向や景気動向を見据えた価格設定が必要です。

「営業先行型経営」
生産や管理に比べて、営業部門の力が格段に強い。
でしかも、営業が先行して突っ走ります。
そのため、生産や人材が追い付かず、
受注したのに商品が間に合わない、
クレーム対応がいやで退職者が増える、
などの弊害を招きます。

「GPS経営」
常に調査や分析を怠らず、
業界マップのなかで、
自社の居場所やライバル企業の居場所をつかんでいます。
目指すポジショニングも明確で、
その場所に行くための道のりや課題を明確にして
バランスよく進んでいきます。

ゲームの結果は、
「GPS経営」タイプの企業が第一位となりました。

あなたの企業のタイプは、この中にあるでしょうか?

2011年2月21日 (月)

商売いろはカルタ

ICOの森垣英和です。

時間の経つのは早いもので1月は「あっと」いう間に終わり既にもう2月。
昔は1月(正月)にはカルタ取りをよくやったものですが、
今の子供に「カルタ知っているか?」
と質問しても知らない子の方が多いのではないでしょうか。

カルタも土地によって違い江戸、尾張、大坂では「いろはカルタ」の「い」でも
・江戸カルタ「犬も歩けば棒に当たる」(物事を行う者は時に禍にあたる、用心すべし)

・尾張カルタ「一を聞いて十を知る」(1つの現象から多くのことを学ぶ。一部分を聞いて万事を理解する)

・大坂カルタ「一寸先は闇」(世の中は何が起こるか判らない、何がおきても対応できるように)

とかなり差があります。

ある外食チェーンでは、
そうした「いろはカルタ」を店の教訓にして社員、
アルバイト教育に活用しています。

「いつもお客様を忘れるな」(店はお客様の為にある、お客様第一主義を徹底する)

「論より証拠」 (あれこれ考える、議論をするより業績、結果を出すべし)

「ハートの真心がお客様をつかむ」(真心をもって接すれば固定客は増える)

「ニーズをつかめ」(お客様が何を求めているか、いつもお客様に注目しなさい)

「褒めて部下を育て上げよ」(部下の良いところを見つけよ、そして褒めよ)

「返事は大きな声で元気よく」(お客様からの質問や要望には大きな声で対応)

「問いかけよ、これがベストか」(今やっていることは最高のものか、もっと良いやり方はないか)

「ちりも積もれば山となる」(ロスや無駄は出ていないか、小さなものでも重なれば大きくなる)

「利益は店の存在価値」(お客様の支持や店メンバーの努力によって利益はでてくる、店がどれだけの価値があるか)
(以下 略)

経営指針、行動綱領、クレドとかで、
経営やサービスなど、どうあるべきかをしめすことも重要ですが、
「商売いろはカルタ」で判り易く、会社、店の考え方を表すことも、
一つの方法ではあるかと思います。 

ビジネスゲームで経営シミュレーション ③

古山喜章です。

3日間にわたるビジネスゲームの最終日。

1四半期を12回、つまり、3年度を終えたところで
ゲームは終了。

しかし・・・、
11回目の意思決定で、ついに1社、
資金繰りが行き詰まり、倒産に至ってしまいました。

午後からは各社合同の株主総会を開催します。
が、それに先立ち、倒産企業の債権者集会を
開催することになりました。

債権者からは、さまざまな怒号が飛び交います。
ゲームとはいえ、ツライものです。

そして、株主総会です。
各社、パワーポイントによる営業報告、
議案の審議を行います。
Dsc_0088s

中小企業の場合、
実際に株主総会を行われる企業は少なく、
やってみると慣れていない方がほとんどです。
しかし、一年間のけじめとして、
中小企業でも株主一同が集まって一年を振り返る場を
持つことをおすすめします。

ゲームの結果、
最も優秀な業績をあげた会社チームは、
やはり、
市場調査に基づく営業マン配置と販売促進、
その予定に基づく生産計画や商品開発、
事業計画を成功させるための採用計画、
そして入金、支払、返済などの財務計画、
などがバランスよく推移していました。

「経営とは、バランスである」

ということを、
各社身をもって実感できた3日間でした。

2011年2月20日 (日)

日曜ビジネス映画劇場 その8

古山喜章です。

武富士元専務への、
2000億円税金還付という、最高裁の判決には驚きました。
税法に対する、税務当局の“課税解釈の乱用”を戒めたもの、
ということだとか。

そういえばかつて、
「マルサの女」という映画が大ヒットしました。
31j32zkx90l__sl500_aa300_

国税局査察部による、脱税容疑告発活動をコミカルに描き、
税の知識が乏しくても十分に楽しめる作品でした。

査察側は正義、脱税する側は悪、
という図式だったのですが、
もうそのような設定も、リアリティーにかける世の中になってきました。

税務訴訟で当局が敗訴する案件が増えてきているからです。
査察側を正義の味方のように描くことは、もうできないでしょうね。

税金、というものをテーマにした映画はほとんどありません。
脚本段階での知識や調査が膨大になろからだと思いますが・・・。

あと、私が思い出せるものと言えば、
名作「第三の男」ですね。
税金がテーマではありませんが、
戦後のヤミ商売で荒稼ぎをするオーソン・ウエルズが、
「商売は無税に限る。」
と言い放っていたのが妙に印象に残っています。

ただ、脱税と節税は別物です。
まぁ、その解釈でもめるわけなんですけどね・・・。

2011年2月18日 (金)

ビジネスゲームで経営シミュレーション ②

古山喜章

ビジネスゲームも2日目に入ると、各社メンバーとも、
ルールを理解し、PL、BSなどの決算書作成もスピードアップ
してきます。

そうです。やればできるのです。

そして2日目は、このゲームの特徴でもある、
「業界懇談会」というものが、1年度終了ごとに開催されます。

6社のメンバーが集合し、各社役員紹介や、
経営方針などを発表します。
あまり言いすぎると、
方針が他社にバレバレになってしまうので要注意です。

Dsc_0078s

この懇談会では、今後の業界景気動向予測なども事務局から提供されます。
その情報や他社の情報をヒントに、新年度の方針・計画をたてていきます。

Dsc_0081s

2日目が終わるころには、各社の経営業績に、
かなりの差がついてきます。

景気が下向きになっても、乗り越える体力がある会社。
業績よりも、資金繰りにばかり目がいってしまう会社。
生産計画、営業計画、採用・教育計画がアンバランスな会社。

良い業績、悪い業績、
経営陣の意思決定によって左右されていきます。
経営環境は、どこも同じなのです。

いよいよラスト3日目、
6社そろって厳しい経営環境を乗り越えることができるのか?
それとも、
資金繰りに行き詰まり、倒産に至る企業が現れてしまうのか?

各社の動向を見守りたいと思います。

2011年2月17日 (木)

ビジネスゲームで経営シミュレーション ①

古山喜章です。

後継社長塾にて毎年開催している、
「ビジネスゲーム」がスタートしました。

3人~4人で1つの会社を設立します。
合計6社で競います。
社長、営業、生産、経理の各部長を決めて、
ルール説明を行って、いざスタート!!
Dsc_0076s

同じ条件の財務状況で始まるものの、
さまざまな意思決定によって、
あっという間に各社の業績に開きが出てきます。

どこの市場に売りにいくのか?
価格はいくらにするのか?
人件費・採用はどうするのか?
生産計画はどうするのか?
リサーチや販売促進はどうするのか?
財務状況はどうなっているのか?

人を育てるのも、
製品を作るのも、
売ったおカネを回収するのも、
すべてタイムラグが発生します。

取り巻く環境を読み解きながら、
意思決定を行い、
変動する経営環境に適応していく、
シミュレーションゲームです。

意思決定は四半期をひとつの単位で実施。
その都度、各社、資金繰りを行い、
損益計算書と貸借対照表を作成します。

資金がショートすれば、倒産です。
債権者集会を開催しなければなりません。

3日間にわたる、長い戦いの始まりです。

2011年2月16日 (水)

新たな価値は非常識から

みなさん、こんにちは。ICOグループの内藤秀治です。

本日(2月16日)の日本経済新聞に、ニューヨーク証券取引所とドイツ取引所が年内合併に向けて合意したとの記事を見つけました。
しかも、新会社はオランダに設立するとのことです。

経済界では国際的な合併は決して珍しいことではありませんが、改めてわれわれの予想を上回る規模とスピードで動いていることを実感しました。

いつまでも従来の常識で物事をとらえていてはいけませんね。
世界ではわれわれの常識を超えた”非常識”が新たな「価値」を創っているのですね。

先日、ある企業の営業会議に参加しました。
3月の年度末を目前に控え、今期の差額対策を検討するためでした。
市場全体が縮小する中、思うように営業成績を残していけていないのです。

今まで停滞していた業績を伸ばすには、今までと同じことをしていてはいけません。
何か新しいことをしなければ、新たな数字をつくりだすことはできません。
誰が考えてもわかることです。

3月末日までの残り1か月半の間に目標を達するために何をするのか?
商品キャンペーン、もう一軒訪問運動、FAXや電子メールによる顧客の掘り起こし、紹介キャンペーン・・・・・・。

短期間の間にできることは限られているかもしれません。

ただ、何もしないよりは確実に成果はあがります。

しかし、ある営業マンはすべてに反対しました。
「○○だからできない」「それはムリです」「今のお客さんは関心を示しません」・・・・・
などなど、できない理由のオンパレードです。

「それならば、どうすればいいですか?」と質問すると、
「・・・・・・・・・・・」。
代案はないのです。

ただ、今までの常識で「できない」と言っているだけなのです。

代案のない批判くらい見苦しいものはありません。

ビジネスマンの役割は、「価値」を創り出すことです。
その「価値」の総和が「企業価値」なのです。

できない理由をいくら並び立てても「価値」を生み出すことはできません。

結局、その後の営業会議では、従来の常識を超えたアイデアが続出し、最終の行動策を練り上げました。

「新たなチャネルへのプロモーション」「商品キャンペーン」「スマートフォーンの活用」・・・・。

これから1か月半の”非常識”な行動が楽しみです。

状来の常識を超えた新たな活動にこそ「価値」は潜んでいるのです。


あなたの会社は従来の常識に凝り固まっていませんか?

あなたの会社の「価値」を高めるために”非常識”な行動をしていますか?

あなたの会社は目標通りの決算をむかえることができますか?

”非常識”に考えてみましょう。

近頃めっきり使わなくなってきたもの ①デジタルカメラ

古山喜章です。

スマートフォンで写真を撮ることが増え、
デジタルカメラを使うことがめっきり減りました。
持ち歩く荷物が少しでも減って大助かりです。

私が以前使用していた携帯電話には、
ズームやフラッシュ機能がなく、
写真を撮るにはやはりデジカメだったわけです。

ところがスマートフォンでのカメラ機能は素晴らしく、
これで十分、と思えるようになりました。

私の場合、撮った写真は、
クラウドソフトdropboxに転送し、
パソコンでもすぐに見れるようにしています。
印刷も、無線で即可能な状態にしています。

スマートフォンだけでなく、
携帯電話でも、カメラ機能が充実してきています。
panasonicのLumix Phoneなど、
見た目は完全にデジカメなので驚きました。
Contents2_img_01

Contents4_img_01

1~2年後には、一眼レフのデジカメ以外は、
店頭からほとんど姿を消してしまうのではないでしょうか。
デジタル家電の商品サイクルはとにかく早い。

でも、私のような新しいもの好きがいる限り、
進化すれば欲しくなるものです。
次は、スマートフォンではまだまだ少ない、
3D機能が充実してくることを楽しみにしております。

2011年2月15日 (火)

店長の非常識 ③すぐに採用してくれると思っている

古山喜章です。

多店舗展開をしている業態の本部には、
こんな電話がよくかかってきます。

「この前採用した人が来なくなってしまったので、
新しい人をすぐに採用してください!」

材料や消耗品同様、人も言えばすぐに調達してくれる、
と大きな勘違いをしているわけです。

そもそも、そんな店舗は人の入れ替わりが激しい。
採用してもすぐに辞めてしまいます。
このパターンはまずもって、店長の責任によるものです。
採用しても、また同じことの繰り返しです。

すぐに辞めてしまうパターンは大きく3つです。

①誰も教えてくれない
②誰に聞いたらいいのかわからない
③教えてもらっていないのにやらされる

じゃあ、この逆をやっておけばよい。

①教える担当者を決めておく
②わからないときに聞ける人を決めておく
③何ができて何ができないか把握する

それでも非常識店長君は、
「私のときはもっとひどかった!!」
とぼやきます。

それはそうかもしれないが、
今の時代にあった育て方をやらないと、
結局苦労するのは、その店長なのです。

2011年2月14日 (月)

既存商品の切り口を変えた事例

古山喜章です。

森垣の記事
「成功する商品開発、失敗する商品開発 その3」で、
“既存商品を改良開発しなさい”
とありましたが、その事例を。

この時期、コンビニやスーパーへ行くと、
受験合格祈願のお菓子、というのも、
よくみかけるようになってきました。

それも、大手菓子メーカーの既存商品を、
ネーミングやパッケージを変えたものです。
Ukarus

「カール」が「ウカール」に、
「トッポ」が「トッパ」に、
「コアラのマーチ」は、???と思ったら、
“コアラは眠っていても木から落ちない”
ということだそうです。
眠っていたらあかんやろ、と思ってしまうのですが。
Koara

もとは、九州の女の子が友人に「キットカット」を、
“きっと勝つと”というメッセージを添えて送った、
というのが事の発端と言われています。

なじみのあるお菓子の限定バージョン、
という雰囲気もあり、“合格”“限定”ということが、
消費者の購入意欲を高めているようです。

既存商品の切り口を変えて付加価値を高め、
ヒット商品をつくる、面白い商品戦略ですね。

成功する商品開発、失敗する商品開発 その3

ICOの森垣英和。

むかし、工具用品のメーカーのコンサルを経験したことがありました。
工具といってもハンマー類、
その関連品のくぎ抜きなどが主力で、
当時、中国からの安い輸入品が入ってきて、
ホームセンターなどの消費者向けだけでなく、
プロが使用する業務用でもマーケットを侵食され売上は低下する一方。

商品が売れるのはBCDと昔からよく言われていますが、
同じ価格ならより品質の良いもの、機能が優れているもの(Better)、
同じレベルの品質、機能ならより安いもの(Cheaper),
ほかにない特徴、違いのあるもの(Difference)。

工具用品メーカーに対して中国商品にない特徴、違いのある新製品を開発しようと提案しましたが「先生、ハンマーという道具は石器時代からあるもので、現在の製品はほぼ完成品に近いものになっています。改善や改良の余地はありません」・・・・・成る程、確かにそういう面があるが、「ハンマーに色をつけたらどうですか?赤は○○用、青は××用、主婦用、児童用。ヘッドに鉄でなく他の固い素材はどうですか?」

2010年新商品売れ筋ランキング(日経MJ1月31日付)で首都圏、近畿圏10年1月1日~12月31日の新発売商品のランキング(来店客千人当販売額、販売個数)の上位品目をチェックすると

(容器の改良)
 ・ アクエリアス500(日本コカコーラ)
    容器を持ちやすく改良
 ・ペプシネックス500(サントリー食品)
    容器を2割軽く、潰しやすく

(低カロリー化)
 ・バーモントカレー(ハウス食品)
    油の使用料を少なくした
 ・メグミルク(日本ミルクコミュニティ)
    鉄分のほかビタミンの一種の葉酸を加える

(アルコールフリー)
 ・オールフリー(サントリー酒類)
    アルコール分を抜き飲酒運転対応
 ・ダブルゼロ(アサヒビール)
    上に同じ、女性の顧客も増える

(好きな香りを楽しむ)
 ・アクロンフローラルブーケ香り(ライオン)
    香りの成分を2倍

(消臭効果を強化)
 ・トップナノックス(ライオン)
    部屋干しでも臭いがのこらない

など多くの商品は既存品の改良や付加価値をつける改良開発です。

オズボーンのチェックリスト
①他に使い道はないか?
②応用できないか?
③修正したら?色、匂い
④拡大したら?長く、強く
⑤縮小したら?濃縮、軽く、分割
⑥代用したら?他の素材、他の場所
⑦アレンジしたら?順序を変える、デザイン
⑧逆にしたら?上下、表裏
⑨組み合わせたら?ブレンド化、合体
が、まだ商品開発に活かすことができるのではないでしょうか?

そのほか、
ネーミングを変える(フライパンダ)、
限定する(地域、季節、販売先)、
イベントに引っ掛ける(奈良博、ワールドカップ)、
キャラクターを入れるなどの方法もあります。
あまり難しく考えないでアイデアをより多く出す、常に問題意識を持つ、発想を転換させるなども必要です。
商品開発のネタはまだ多くあると思いますが?

2011年2月13日 (日)

日曜ビジネス映画劇場 その7

古山喜章です。

アメリカの大手書籍チェーン企業、
ボーダーズ・グループが破産法申請とうニュースが流れました。
そのニュースを見ていて思い出したのが、
「ユー・ガット・メール」という、
1999年に公開された映画です。

小さな絵本専門店の近くに、
大型書籍チェーン店舗が進出します。
営業が危ぶまれる中、
きめ細かなサービスと豊富な知識で、
小さな書籍店も生き残っていきます。

で、小さな本屋さんを経営する女性と、
大型書籍店の御曹司が恋に落ちる、
という物語でした。

まぁ、私にとってはその背景にある設定のほうが面白かったわけですが、
実はこれ、1940年の映画のリメイクなんですね。

言ってみれば、大型書籍店というのは、
半世紀以上にわたって、怖いものなしにテリトリーを広げ続けてきたわけです。

あぐらをかいていた、わけです。

それが、このたった10年の間に、
アマゾンというネット販売が現れ、
通信環境の劇的変化によって、
電子書籍が流通しだした。

もはやこの映画同様の設定でのリメイクは成り立ちません。

ボーダーズの破産は、
業界をとりまく環境変化に、
手を打つのが遅れた、ということの典型ですね。

2011年2月11日 (金)

スマートフォンのおさいふケータイ

古山喜章です。

2月に入って、
ようやくスマートフォンでもエディの電子マネーが使えるようになりました。
昨年12月に発売されたレグザフォンで初めて、
スマートフォンでもおさいふケータイ機能が使えるようになったわけです。
で、早速レグザフォンに買い替えたのですが、
かんじんの電子マネーアプリが追い付いておらず、
機能はあってもソフトがない、という状態が続いていました。

その間、久しぶりにノー電子マネーの生活にもどり、
かなりの面倒くささを感じました。
レジが遅い。
小銭を出すのが面倒くさい。
細かいつり銭がたまってくる。
サイフに現金を補充する頻度が多い。

慣れ、というものはいつになっても怖いもので、
電子マネーに慣れていると、
これまでなんともなかったことが、
すごく面倒くさく感じてしまいました。
やはり、便利なものになれると、
なかなか後戻りはできませんね。

あとは、モバイルスイカが早くスマートフォン対応になってくれるのを待つばかりです。

エディにしろ、モバイルスイカにしろ、
クレジットカードを登録しておけば、
チャージがいつでもできます。
電車を待っているときなど、
すきまの時間に簡単にできるので、
とても便利です。

スマートフォンのサービスは、まだまだ追いついておらず、
機器だけがどんどんと増えている状態です。
ここに商機をみつけるビジネスが、
急増してくるでしょうねぇ。

ただ、スマートフォンはバッテリーの減りがめちゃくちゃ早い!!
これは改善してほしいです。

2011年2月10日 (木)

決算時期に確認したい、節税の小ワザ ③

古山喜章です。

「翌年度1年分の家賃等を期末に払ってしまう」

その年度にキャッシュの支出を伴いますが、
経常利益を少し落としてでも、
税金によるキャッシュ流出を減らしたいなら、
有効に使える方法です。

地代家賃、保険料、借入金利息等、について、
次の要件が満たされていれば、翌年度分を
損金計上できます。

①継続的に受ける役務提供である。
②実際に支払っている。
③1年以内に役務の提供を受ける。
④収益に連動する費用でない。
⑤契約書での支払条件が「前払い一括」となっている。
⑥毎期継続的に適用する。

要は、翌年度の費用であっても、
確定している費用については、
損金計上できる、というわけです。

支払い条件変更に関しての覚書の取り交わしや、
もしくは契約書の再作成が必要になりますが、
有効な手段です。

かといって、年度の決算状況に応じて、
年払いにしたり、月払いにしたり、
あまりコロコロ変えるのは⑥に反してしまいます。

経営環境の大きな悪化によって、
もとの支払条件に戻すなど、
経済合理性は重んじる必要があります。

2011年2月 9日 (水)

決算時期に確認したい、節税の小ワザ ②

古山喜章です。

稼いだ経常利益をキャッシュとして残すため、
期末処理で確認しておきたいこと、その2。

「使わない、使えない資産を除却する」

これも、実行している方にとっては、
「何をいまさら」
と思われるかもしれません。
が、再確認しておきたいことのひとつです。

1.使わない、使えない在庫を除却する

最も多いのが、
「また使おうとおもったら使える為に保管されている資材」
「来年も使おうと思って保管された資材」
です。
販売予測に応じて発注したけれども、
結果として大量に残ってしまった資材です。

残しておいても、
劣化はするわ、
行方不明になるわ、
場所はとるわ、
あったことを忘れるわ、
といいことなしです。

それならさっさと在庫の写真をとり、
廃棄業者に頼んで廃棄し、
廃棄証明をもらっておいてください。

特に、包装資材などでよく見かけます。

2.使わない、使えない機械、器具、備品を除却する

償却資産台帳をよく見て現物を確認していくと、
「あれはもう使っていないんです」
「あれはもう使えないんです」
という機械や設備・備品が、
年にひとうやふたつは出てきます。

大事に帳簿に残しておいてもしかたがありません。
除却してキャッシュ確保要因として活用してください。

これも在庫同様、廃棄証明があると、
税務調査時の証拠書類として有効です。

3.使わない、使えないソフトウェアを除却する

すでに新たなシステムやソフトウェアに変わっているのに、
償却明細にのこっているものがあります。
事実上運用しない、していないのなら、除却してください。

これらの細かな除却損候補がないかどうか、
今一度、償却資産台帳をチェックすることを、
おすすめします。

特に法人税の実効税率が40%と高いうちに、
特別損失を大きくだしておいたほうが、
キャッシュは多く残ります。

ご検討ください。

2011年2月 8日 (火)

成功する商品開発、失敗する商品開発 その2

ICOの森垣英和です。

どんな商品が売れるか、多くの企業がどんな情報源やアイデア源を活用しているか。

一般的なものとしては
・成長領域の探索
・現商品の不備、クレーム、改善要請事項からの対応
・ライバルの商品、売れ筋の研究
・顧客、販売先への調査、ヒアリング
・新素材、海外技術動向の情報入手
・役員、営業マン、技術マン、仕入先からのアイデア提案
・定期的な新商品開発会議の実施

その他まだまだあげられますが、
出てきたアイデア、
情報をどうスクリーニング(ふるい分け)していくか。

スクリーニングも会社の主要メンバーを集めて、
「これ売るか?どうや、売れると思う人は手を上げてくれるか」
という単純なものから、
1次、2次、3次スクリーニングのチェック項目、
5段階程度の判定判断根拠など、
できる限り客観的に設定した基準をもとに、
必要なメンバーを選定してプロジェクトを作り、
その基準によりそこで決めて行く方法など製品、
業界、会社規模などによってかなり違ってきます。

第1次スクリーニングでは、
我が社でやってはいけないものキープアウト(立ち入り禁止)チェック、需要の大きさや生産、販売の可能性、
第2次スクリーニングでは、
現販路、現設備の活用、現ビジネスとの相乗効果、生産コスト、考えられるリスク、
第3次スクリーニングでは、
投資、売り上げ予測(最大、最小)、売価、原価、価格競争力、投資収益性、最悪の場合の損失額、資金調達など
がチェック項目として用いられることが多いようです。

会社によっては、商品開発した後の総括を事後評価として実施しているところもあります。
商品開発で成功する要因としては
①買い手のニーズと一致
②ユニークな商品、差別化された商品
③ターゲットにマッチした価格、品質、機能
④テストマーケティングによる商品改良
⑤トップ、会社全体の支援、バックアップ

一方、失敗する要因としては
①市場調査が不十分であった
②商品の特徴がない
③価格が高すぎた
④マーケティング力(販売力)が弱かった
⑤販売経路の誤り

などあげられます。

なかなか商品開発は難しいものです。

決算時期に確認したい、節税の小ワザ ①

古山喜章です。

間もなく年度末を迎えるという企業も、
そうでない企業も、
ちょっと知っておきたい節税の小ワザについて。

まづは、未払費用の計上です。

そんなこととっくにやってますよ、と言われる方も
いるかもしれませんが、おさらいしておきましょう。

税務上、損金算入の3要件は、
①その費用について、法律上支払う義務があること。
②期末までに、支払義務が確定していること。
③合理的に金額を見積もることができること。
です。

つまり、
これらの要件に合致するものを探せばよいのです。

例えば、「給与の未払計上」
15日締めや、20日締めの場合、
残りの15日分や10日分の給与を確定させて、未払費用にする。
比較的、実行されているケースをよく聞きます。

例えば、「社会保険料の未払計上」
これはどうでしょうか。
社会保険料は通常、当月分を給与から天引きして預り金とし、
その翌月末に、
企業負担分とあわせて払い込んで費用計上することが通例です。
でも実は企業負担分は、当月には確定しています。
支払義務が確定しているのですから、損金算入要件に合致します。

また、
例えば、「水道光熱費の未払計上」
これは「えっ?」と思われる方がいるかもしれません。
水道光熱費は、銀行引き落としがあった段階で費用計上されていることが多いものです。
しかし、その引き落とし分は、概ね、1ケ月前、2ケ月前の分、のはずです。

その一方、電気やガスの検針の帳票が届くはずです。
これは比較的タイムリーに届きます。
そこには通常、「口座振替予定額」として、翌月に引き落とされる金額が記載されています。
これは確定した金額ですから、損金算入要件に合致します。

とはいうものの、
経常利益を落としてでも節税したい、
というときの小ワザですから、
むやみやたらと使うものではありません。
そこのところはご了承ください。

2011年2月 7日 (月)

実は知らなかった労務管理 ⑥解雇予告

古山喜章です。

解雇をする場合、
30日前までに予告するか、
平均賃金の30日分以上の解雇予告手当を支払って即日解雇する、
ということは、わりと知られています。

じゃあ、
解雇予告をしなくても解雇できるのはどのような場合か、
ということは、案外知られていません。

①日々雇い入れられる社員(日雇い社員)
②2ケ月以内の、雇用契約期間の定めのある社員
③季節的業務に4ケ月以内の雇用期間の定めで雇い入れられている社員
④雇い入れから14日以内の社員

比較的知られているのは、④ですね。
入社したけれども実はとんでもない人物で、
解雇するにも入社後14日を超えていて、
その対応に往生した、
という経験をお持ちの方もおられるでしょう。

見る目がなかった、という反省もありますが、
そんな場合に、
②を活用している事例にもお目にかかったことがあります。

まづは、
2ケ月の期間の定めのある雇用契約を結びます。
で、その仕事ぶりを評価して、よかったら、
改めて雇用契約を結ぶのです。

とはいうものの、おさえておきたいポイントは、
1.事前に本人にその旨をきちんと説明しておくこと
2.どのような点を評価するのか、伝えておくこと
です。

ここを押さえておかなければ、
法律上は納得されても、感情が納得してもらえず、
トラブルになる可能性もあります。

と、解雇予告は口頭でも有効ですが、
理由を明確にしたり、証拠書類を残す、
という意味において、書面を渡しておくべきです。

解雇というのは、最も扱いに苦しむものです。
だからこそ、関連ルールをよく知っておくことが大切です。

2011年2月 6日 (日)

日曜ビジネス映画劇場 その6

古山喜章です。

マネーゲームの狂気を見せてくれます。

「ウォール・ストリート」

インサイダー取引を描いた前作「ウォール街」から24年、
ラストで刑務所入りした元証券マンが出所。
懲りずに今度はレバレッジを武器に、マネーゲームへ返り咲きます。

「刑務所でこれまでのことを振り返ってよく考えた」
というが、やっぱりクセは治りません。
彼はきっぱりこういいます。
「これは俺にとって最高のゲームなんだ!」

経営者でも、株や投機の話しが好きな方がいらっしゃいます。
本質は同じではないでしょうか。
この物語には、経営やビジネスは、いわば無縁です。
しかしマネーゲームが、
経済やビジネス、家族にまで悪影響を及ぼしていきます。

こんなセリフが出てきます。
「このゲームの“狂気”は、違う結果を求めつつ、毎回同じことを繰り返してしまうことだ」
「あらゆるものが証券化され、合法的に大量破壊兵器を生み出していった。」
「レバレッジというステロイド剤で国民をマヒさせ、世界を狂気に巻き込んでいった」
金融でしか稼げなくなってしまったアメリカの、
狂気のうずを覗き込んだような感じですね。

誰が善で誰が悪か、
誰が仲間で誰がライバルか、
まったくわからないマネーゲームの世界が描かれていきます。

と思っていたら、
若き主人公の携帯電話の着メロがなんと、
懐かしきマカロニウエスタン「続・夕陽のガンマン」でした。
隠された金貨をめぐって、
三人のガンマンが善人、悪人、卑劣者になり、
誰が味方で誰が敵かもわからない物語。
いわばマネーゲームです。
まぁ、その頃となんら変わらないじゃないか、ということでしょうか。

しかもそのとき卑劣な男を演じていた役者が、
今回の「ウォール・ストリート」で、
卑劣な世界を生き抜いてきた、証券会社の大長老を、
貫禄たっぷりに演じています。

ここは映画ファン泣かせの心憎い演出なのです。

2011年2月 4日 (金)

未収金がキャッシュフローを蝕む

古山喜章です。

「未収金」というものに、
あまりこだわらない経営幹部が多いことに、
驚くことがあります。

例えば病院などでは、
「そりゃ、払わない患者もいますよ。」
「未収金をなくすのは無理ですよ。」
「そのくらいの金額ならいいじゃないですか」
とまで言う医師もいるくらいです。

昨年、ある病院の院長をされていた元ドクターに、
未収金対策を尋ねたところ、
「いやぁ、そりゃあ患者さんはお医者さんに言われるのが一番こたえますからねぇ。
未収金がある患者さんには、診察の都度、
“まだお支払いただいていない代金がありますよ”と言ってました。」

さらに、太い赤文字で、
「未払い金があります」という大きなスタンプをつくり、
帰りぎわに渡す領収書に、ド~ンと、
周辺にいる人に見えるくらいの勢いで押して手渡していたそうです。

そうこうするうちに、未収金はなくなったそうです。
ご立派です。

まづは、未収金を許さない、という姿勢を示さねば始まりません。

未収金があるということは、
売上代金が入金されていない、
というだけではありません。

お金になっていない売上に対しても、
税金が加算され、その税金もキャッシュアウトしていく、
ということなのです。
もう、まる損です。

個人で言えば、
給与明細より少ない金額しか振り込まれていないのに、
税金だけしっかり払わされる、ということと同じです。
そんな場合、誰しも会社に対して、
「明細より金額が少ないじゃないですか!」
と訴えるのではないでしょうか。

「そんなこともありますよ」とか、
「それくらいの金額、いいじゃないか」とか、
そんなのんきな方はおられないでしょう。

給与や報酬も、その原資は売上代金なのです。
未収金に対して、
もっと真剣に取り組むべき姿勢が必要です。

2011年2月 3日 (木)

節分

みなさん、こんにちは。ICOグループの内藤秀治です。

今日、2月3日は節分ですね。節分とは「季節を分ける日」であり、暦のうえでは明日から春になります。

寒い冬を乗り越えて、少しずつ暖かくなっていく・・・。
一年間のうちで一番寒いのは節分の時期なのです。
したがって、これからは日に日に暖かくなっていくのですね。

企業にとってもいろいろな節目がありますね。
業績の節目、資金の節目、ブランド力の節目・・・・。

良い時もあれば悪い時もあるのが経営です。
しかし、本当に悪い時は実は回復の一歩手前です。良い良いと思っているときは悪化する一歩手前なのです。

先日、クライアント企業の社長と会食をしました。
今年度の業績が予想以上に良い見通しなのでお礼をしたいと言われ、お招きいただきました。

会食の場では、好業績は業績悪化の一歩手前であることをお互いに認識し、新たな投資についての検討をしました。
技術開発、海外進出、人材育成・・・・・。

いつの時代も繁栄するには、顧客にとって「価値ある製品やサービス」を提供し続けなければなりません。
「Value」こそ企業が繁栄する条件なのです。今の価値が明日の価値を保証するものではありません。

良い時も悪い時も、今現在に一喜一憂せず、明日のことを考えることが継続して繁栄する「企業継栄」の神髄なのです。

あなたの会社は、現状に一喜一憂していませんか?
明日のための「価値向上」に向けた取り組みを行っていますか?
顧客にとっての「価値」とは何なのかを本当に把握していますか?

節分にあたって恵方を向いて真剣に考えましょう。 .

店長の非常識 ②なんでもすぐに届くと思っている

古山喜章です。

多店舗展開の店舗でよくあるのが、

「店長は発注すればなんでもすぐに届くと思っている」

ということです。

本部や物流拠点も、在庫管理のもとに店舗へ出荷発送しています。
適正在庫を定めて、
工場で生産したり、
業者から仕入れたり、しているわけです。
リードタイムというものがあるのです。

そんなことは全く考えず、
無茶な数量を突然要求してくる。
特注品や別注品を急に要求してくる。
ということがよくあるのです。

別注は何日前までに、とか、
数量が○○以上の場合は何日前までに、とか、
一応、ルールは決まっています。

なのに、
「いや、お客様がいっておられるんです。」
などと強引に要求してくる。

受ける側はたまったもんじゃありません。
振り回されっぱなしになります。

ルールのもとにお客様の要求にお応えすることも、
店長の大きな仕事です。
なんでもかんでもお客様が言っておられるから、
ということでは、店長失格です。
サービスの意味を勘違いしています。

また、もっとひどいのは、
よくよく調べてみれば、
店長はもっと早くに注文を聞いており、
本部へ発注依頼することが単に遅かっただけ、
というものです。
こうなると、もう言語道断です。

発注に関するルールは、
本部と店舗の間で周期的に確認し、
各セクションの業務が乱れないように、
統制をとっていかねばなりません。

結局、受発注業務が乱れると、
最終的には、お客様に迷惑がかかってしまうのですから。

2011年2月 2日 (水)

成功する商品開発、失敗する商品開発

ICOの森垣英和です。

商売柄、新聞などの新商品紹介欄をよくみます。
ニッケイ・マーケティング・ジャーナル(日経流通新聞)の写真入りの紹介欄は特によく見ます。
月、水、金の発行ですが毎回特別な特集でない限り20~30商品の紹介があります。
どんな商品が発売されているのか、なぜその商品が開発されたか、誰を対象としたものか、この価格で本当に売れるのか、じっくり見るとなかなか面白いものです。
食、遊、装、住など用途別に区分されており、数からいうと食(食べる)に関するものがいつも一番多いようです。

最近の食の新製品の事例では
・スイーツ感覚のだて巻き(イチゴジャムを練りこんだもの160g  300円)
・タチウオを使ったラーメン(瀬戸内海豊島産ラーメン  2食   630円)
・恋愛成就のリキュール(ローズヒップ、蜂蜜、ショウガ入り 100ml 600円)
・節分向けイワシせんべい(関西では節分に魔よけとしてイワシを食べます 158円)

いろいろとよく考えますね。
食以外でもいろんな新製品が紹介されています。
なかには誰が使うんや?という疑問を持たざるを得ない新商品もあります。

さて、発売された新商品がすべてみんな売れて行くかというと、そうでない方が現実ではないでしょうか。
新商品が売れる、売れないの違いはどこにあるか。
マーケットアウト、マーケットインにあると思います。

新商品が開発されるには
①その会社の持てる技術や研究で商品を開発する(川上型)
②お客さんからこんな商品がないかと要求されて開発する(川下型)
③ライバルの売れている商品を真似て作る(川中型)
などありますが、
中小企業や大衆消費財メーカーの場合は川下型か川中型がよいとされています。

現実にマーケットから要求されているものや、売れているものからの商品開発の方が売れる確率が高い訳です。
新商品が売れるか、売れないかは3つのポイントで客観的に分析することが必要です。

・プロダクトポイント(その商品を開発した理由 新しい技術活用、新素材の開発など商品を作った訳)
・セールスポイント (その商品を売り込む理由 便利、安い、どこにもないなど商品の売れるであろう理由は何か)
・バイイングポイント(お客の立場での買う理由 ターゲットとする客になったつもりで価格、品質、パッケージを含めたデザイン、提供方法などをチェックする)

プロダクトポイント、セールスポイント、バイイングポイントの一致が多いほどその商品はよく売れます。
逆に、一致ポイントがない商品はあまり売れません。
この素材を使って何とか新商品を売りたいという気持ちだけでは商品は売れません。

残業対策 その2

古山喜章です。

残業対策その2
「業務を平準化する」

人事や経理、購買など、管理部門の人からよく聞くのが、
「月末から月初の10日間くらいに残業が集中するんです」
ということです。

「月末に勤怠を締めてから、残業の集計に時間がかかるんです」
「月初に各部署から伝票が届くんです」
「仕入先からの請求書が月末から月初にかけて集中するんです」
などなど。
どの業種であろうと、この手のことはよく耳にする内容です。

とにかく、一時に集中する、ということが原因なのです。
じゃあ、集中しないように、分散させればよい。

月に一度の締めではなく、1週間ごとや、10日ごとに締める。
各部署に伝票がたまらないようなルールに変える。
先方に交渉して早めに請求書をもらう。
ダメなら取り急ぎファックスでもらう。
など。

業務が集中しないよう、
他部署や外部との交渉なり、
ルールを変えるなり、
担当者自らが声を上げて働きかけないといけない。

そうすれば、業務が一時に集中せず、
分散化によって平準化されていきます。
それだけで、残業は減ります。

1ケ月の流れのなかで、余裕があるときもあるものです。
そのすき間を有効活用すればよいだけなのです。
一時に集中している業務は、ありませんか??

2011年2月 1日 (火)

店長の非常識 ①物流コスト

古山喜章です。

多店舗展開の企業を見ていると、
その店長が、とんでもない非常識を、
当たり前のように思っていることがあって驚きかされます。

①物流コストをタダと勘違いしている

先日、ある物流拠点に、
ショッピングセンターに出店している店舗から
電話がはいりました。
「大変です!大至急、トマトを2個運んでください!!」

電話を受けた物流担当者は、
「大至急いるんなら、そこのスーパーで買え!!」
と一喝して電話を切ったそうです。

そんなアホな??
と思われるかもしれませんが、実際にあったことであり、
大なり小なり、
これに似たことはあちらこちらで聞くことがあります。

店舗でのコストは気にするけれど、
工場や物流のコストは全く気にとめていない、
という店長がいます。
店内しか見ていない。
全社レベルの利益意識が頭にありません。

でも、往々にして、そのような店長は結局、
店内も見えていません。

物流拠点の担当者も、無茶な要求には
断固“ノー”と言う姿勢が必要です。

店舗の無茶な要望を、誰かが一度でも受け入れてしまうと、
その店長は、
「あ、なんだ、言えばなんとかしてくれるんだな」
と勘違いし、
やがてはコストのことなど考えなくなってしまいます。

店長の非常識は、店長だけの責任ではないのです。

« 2011年1月 | トップページ | 2011年3月 »

おすすめブログ

2021年1月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック