新たな価値は非常識から
みなさん、こんにちは。ICOグループの内藤秀治です。
本日(2月16日)の日本経済新聞に、ニューヨーク証券取引所とドイツ取引所が年内合併に向けて合意したとの記事を見つけました。
しかも、新会社はオランダに設立するとのことです。
経済界では国際的な合併は決して珍しいことではありませんが、改めてわれわれの予想を上回る規模とスピードで動いていることを実感しました。
いつまでも従来の常識で物事をとらえていてはいけませんね。
世界ではわれわれの常識を超えた”非常識”が新たな「価値」を創っているのですね。
先日、ある企業の営業会議に参加しました。
3月の年度末を目前に控え、今期の差額対策を検討するためでした。
市場全体が縮小する中、思うように営業成績を残していけていないのです。
今まで停滞していた業績を伸ばすには、今までと同じことをしていてはいけません。
何か新しいことをしなければ、新たな数字をつくりだすことはできません。
誰が考えてもわかることです。
3月末日までの残り1か月半の間に目標を達するために何をするのか?
商品キャンペーン、もう一軒訪問運動、FAXや電子メールによる顧客の掘り起こし、紹介キャンペーン・・・・・・。
短期間の間にできることは限られているかもしれません。
ただ、何もしないよりは確実に成果はあがります。
しかし、ある営業マンはすべてに反対しました。
「○○だからできない」「それはムリです」「今のお客さんは関心を示しません」・・・・・
などなど、できない理由のオンパレードです。
「それならば、どうすればいいですか?」と質問すると、
「・・・・・・・・・・・」。
代案はないのです。
ただ、今までの常識で「できない」と言っているだけなのです。
代案のない批判くらい見苦しいものはありません。
ビジネスマンの役割は、「価値」を創り出すことです。
その「価値」の総和が「企業価値」なのです。
できない理由をいくら並び立てても「価値」を生み出すことはできません。
結局、その後の営業会議では、従来の常識を超えたアイデアが続出し、最終の行動策を練り上げました。
「新たなチャネルへのプロモーション」「商品キャンペーン」「スマートフォーンの活用」・・・・。
これから1か月半の”非常識”な行動が楽しみです。
状来の常識を超えた新たな活動にこそ「価値」は潜んでいるのです。
あなたの会社は従来の常識に凝り固まっていませんか?
あなたの会社の「価値」を高めるために”非常識”な行動をしていますか?
あなたの会社は目標通りの決算をむかえることができますか?
”非常識”に考えてみましょう。
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