生産性の向上
みなさん、こんにちは。ICOグループの内藤です。
今、生産現場が変わってきています。
生産現場といえば、油やほこりにまみれ、ボロボロになった紙のマニュアルや帳票類が散乱しているイメージがあります。
実際、過去には「3K(危険、汚い、きつい)」という言葉もあり、必ずしも良いイメージで語られことは少ないのではないでしょうか。
先日、私の主催する「ものづくり経営塾」を開催しました。
「ものづくり中小企業の生産性向上」をメインテーマとして、いろいろな事例や情報交換をおこないました。
その中の話題で、「iPad」の活用を推進している企業がありました。
その会社は、作業マニュアルや作業指示書を紙から動画に移行したり、現場で使うチェックシート類をタッチパネルで行なうなど各種のノウハウを持っています。
「iPad」とはみなさんご存知の通りアップル社の開発したタブレット型のコンピュータですが、今まで紙で運用していたものをタッチパネルに置き換えるのです。
今までは、紙で帳票類を作り、手書きで記入し、事務所で入力し、紙に出力し、現場で眠っていた資料を一回のタッチで行えるようにしています。
記入のムダ、入力のムダ、出力のムダ、保管のムダが省け、すべて「iPad」で完結します。
また、作業マニュアルを動画で作成し、いつでも「iPad」で見えるようにしています。もちろん、社員教育や技能伝承にも使われています。
汚れや湿気にも対応できるように特殊なカバーやフイルムを活用しています。
やがて、基幹システムもタッチパネルコンピュータに置き換えられる日も来るそうです。
企業が生産性を上げ、さらなる発展を遂げていくには新たな技術をうまく取り入れていくことが必要です。
皆さんも、生産性向上のための情報収取を怠らないようにしてください。
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