まだまだ伸びる、タッチパネル需要の予測
古山喜章です。
先週末、空いた時間にITサービスの展示会に足を運びました。
圧倒的に多いのは、スマートフォンやタブレットPCなど、
タッチパネル型アイテムを利用したサービスのPRですね。
通販サイトや携帯サイトなど、
急激に変化した端末環境に対応しきれておらず、
機会損失を起こしているサービス提供企業が数多く出てきています。
それらの需要を見込んだ、
受託サービス型のPRが目白押しでした。
ここまでタッチパネルが普及しだすと、
益々コストも下がり、
さらに多くの機器に取り扱われるのでは、
と予測しています。
身近なもので言えば、
1)テレビのリモコンのタッチパネル化
7月の完全地デジ化やBS、CSなども加えると、
現状のリモコンボタンでは対応しきれないでしょう。
例えば、カラオケのリモコンの小型版のような
ものが必要でしょう。
選曲が選局に変わるだけです。
ひょっとしたら、そのリモコン機能さえ、
スマートフォンでアプリをダウンロードして、
スマートフォンがそのままリモコンになる、
ということもありかもしれません。
2)電卓のタッチパネル化
というより、
最近はスマートフォンやタブレットPCで、
電卓機能を活用している人を見かけることが
ポツポツ出てきています。
ただ、ブラインドタッチで活用している人には、
5番ボタンの突起がなくなるのは、
ちょっとした課題です。
3)固定電話のボタンのタッチパネル化
減ってきているとはいえ、無くならない固定電話。
大型コピー機についているタッチパネルが、
そのまま固定電話に活用されればよいだけですね。
他にも、
クレジットカードの暗証番号入力機や、
パソコンのキーボードなど、
押しボタンが使われているものは、
ことごとくタッチパネルにとって代わるかもしれません。
そのような変化が、
プラスとなる企業もあれば、
マイナスとなる企業もあるでしょう。
環境変化の先を読み、対応策を考えていく。
そこに勝機を見出せるのです。
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