三つの見直しを・・・・!
みなさん、こんにちは。ICOグループの内藤です。
本日、私の主催する「関西ものづくり支援パートナーズ」のメンバー会議を開催しました。
震災後の混乱の中で、どのように中小企業が復興していくのか?
いま、中小企業はどこで困っているのか?
色々と検討しました。
直接被害を受けた企業もありますが、部品や原材料のストップ、材料費の高騰、需要の減退など間接的な影響を受けている企業も多くあります。
また、今までの事業自体が成り立たず、事業の見直しを進めている企業もあります。
逆に事業が拡大しているところもあるようですが・・・・・・。
私は、事業の維持・発展のためには、
(1)キャッシュ(自己資金)
(2)バリュー (付加価値)
(3)ミッション(企業使命)
の三つを構築すべきだと考えています。
そして、今こそこの三つを見直す時期だと思います。
(1)キャッシュ(自己資金)
企業の儲けの判断は、自己資金が増えたかどうかです。
利益が出たかどうかではありません。
厳しい時こそキャッシュ(自己資金)に視点を移して業績管理をしていくべきです。
(2)バリュー (付加価値)
キャッシュの源泉はその企業の生み出す価値(付加価値)にあります。
決して売上高ではありません。
現在のように原材料などが限られているときは、もっとも価値を高められる分野に絞り込むべきです。
(3)ミッション(企業使命)
二宮尊徳翁は、「道徳を忘れた経済は罪悪であり、経済を忘れた道徳は寝言である」とおっしゃっています(二宮翁夜話より)。
企業を取り巻く環境が大きく変わった今こそ、企業の目指すべき「使命」を再度見直すべきです。
このような中、新年度をむかえ、各省庁や都道府県、市町村では中小企業に対する今年度の支援事業の公募が始まっています。
支援事業では、自社を見直し、新たな事業計画を策定することが必須になります。
三つの見直しに最適であると思います。
各省庁や都道府県、市町村の情報を入手してみてください。
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