新人受入時の注意事項 ③
古山喜章です。
新しい人材が入社したのに、
すぐに退職してしまうケースをいまだによくみかけます。
新人がすぐに辞めてしまうには、
大きく4つの理由があります。
1)誰も教えてくれない
2)誰に聞いたらいいかわからない
3)教えてもらっていないのにやらされる
4)人によって言うことが違う
一言でいうと、「ほったらかし」の状態です。
本人にとっては、「いやな雰囲気の職場」でしかありません。
新たな職場で仕事を続けることに、
不安を大きく感じたとき、
新人の早期退職へと繋がってしまいます。
アルバイトならなおさらです。
突然来なくなる。
「ちょっと体調を崩してしまいました」
「急きょ、親の世話をしないといけなくなりました」
「急きょ、親戚の店を手伝わなければいけなくなりました」
早期退職時には、
正直な理由を言ってくれる人はほとんどいません。
さまざまな言い訳や急用を告げて、
あるいは何も告げずに、
職場を去っていきます。
そのような状態では、
いくら新たな人材を採用しても、
同じことの繰り返しです。
新人の受入体制を整え、
新人を早期戦力化できるよう、
大いに励ましてあげてください。
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