店舗・施設・工場における清掃
古山喜章です。
店舗・施設・工場において、「清掃」というのは
とても大切な項目です。
ある研修にて、「清掃」の大切さを振り返る機会が
ありましたので、ここでもおさらいをしておきます。
(1)よくみかける、清掃が不備な店舗・施設・工場
①いつ(周期・頻度)、誰が、清掃するのかが不明確(気づいた人がやる状態)
②人によって、清掃のやり方が違う(使う道具、細かな箇所など)
③人によって、清掃のできばえが違う(清掃後の状態が不安定)
④清掃頻度が、汚れ具合の実態に見合っていない
⑤フロアの清掃はしているが、レジ周り、厨房入口付近など、少し見えにくいところの清掃は行き届いていない
⑥厨房内、冷蔵庫内、レジの下など、お客様から直接見えないところの清掃が行き届いていない。
⑥いつ、誰が、清掃チェックをするのか不明確
⑦実質的なチェックを日々行わず、チェックを記入するという形式だけになっている
(2)「清掃に不備がある店舗・職場」が起こす弊害
①つねに清潔な状態を保つことができない
②従業員にとってはいつもの光景も、お客様には“きたない店”“清潔感のない店”“価格に合わない店”と思われてしまう
③虫(ゴキブリ、コバエなど)が発生しやすい環境を作ってしまう
④異物混入(毛髪、ホコリ、食品残渣など)を起こしやすい環境を作ってしまう
⑤新しい従業員は、“そんなもんだ”と思ってしまう
「清掃」の基本は、
「きれいな状態を保つため、手順・ルールを決めて行うこと」です。
常にピカピカのきれいな状態にしておくことも、
お客様に提供するサービス・価値の表れなのです。
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