被災者雇用助成金への動き
古山喜章です。
先日、被災者雇用助成金の導入が、
政府から発表されました。
助成金の内容は、
①被災者を雇用した中小企業には、90万円(何人でもOK)
②震災の影響で内定取り消しになった新卒を雇用すると、120万円(1企業10人まで)
となっています。
結構大きな金額です。
詳細は今後厚生労働省より発表されます。
さっそく関西でも、
「面接をして採用する予定です」
という経営者の方々にお目にかかりました。
被災して、
これまでの会社勤めができなくなった、
商売を辞めて転業せざるを得なくなった、
などという方々がたくさんおられます。
通常の採用ではめぐり会えない、
優秀な人材もたくさんおられることでしょう。
住み慣れた土地を離れるのはツライでしょうが、
どうか新天地を見出してほしいものですね。
かくいう私、古山家もその昔、
宮城県出身の亡き祖父が、
カメラマンを志して上京したものの、
関東大震災で被災をして仕事を失い、
大阪へ移り住んだのです。
祖父の日記には、関東大震災時の状況が、
イラストとともに記されています。
何かを志して行動を起こすということは、
後々まで大きな影響を与えます。
さまざまなことが、
変革期に突入しているように思えてしかたがありません。
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