日頃の挨拶の大切さ
古山喜章です。
震災によって、失ったものも大きいですが、
「新たな販路の足掛かりを掴みました」
という例も聞きます。
これまでに営業活動をしていたけれど、
なかなか取引には至らなかった。
そのような相手先から声をかけていただいている、
ということのようです。
で、よく聞いてみるとやはり、
“これまで取引に至らなくても、足しげく営業活動を続けていた”
と、日頃の挨拶を大切にしていた営業マンが、
その相手先から声をかけていただいているようですね。
人は困ったときに、声をかけやすい人に助けを求めます。
声をかけやすい人、というのは、
これまでにコミュニケーションを構築できている人です。
全く面識もない、
面識があっても心の触れるコミュニケーションがない、
そのような相手には、声をかけにくいものです。
挨拶の「挨」という字は、「こころを開く」という意味があり、
挨拶の「拶」という字は、「互いに近づく」という意味があるそうです。
こころを開いて互いに近づく。
これが挨拶です。
このような挨拶が日頃からできている人は、
未曽有の危機の中でも、互いに助け合える人脈を、
知らず知らずのうちに築いておられるのです。
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