人はルールを破るもの
古山喜章です。
人はルールを破るもの。
経営者・上司は、そう思って取り組むべきです。
1)ルールのチェック体制を整える
2)やり方の仕組みを見直す・変える
このことを怠ると、トラブルや事故のもとになります。
焼肉チェーン店での大きな事故も、
まだ究明されていない部分はありますが、
“ルールは守られるもの”と思っている様子が伺えました。
・手洗いをする
・消毒する
・手順に沿って調理する
それぞれ、難しいことではありません。
しかし・・・。
・そうはいっても、ピーク時には忙しくて回らない
・「ロスを出すな!」と上司がうるさい
・お客様にはわからない
・今まで大丈夫だった
・自分は大丈夫
などなど、いろいろな誘惑要因に流されて、
ルールどおりに取り組まないことが発生します。
一度ルールを無視して何事も起こらなければ、
厳しいチェックが入らない限り、常態化してしまいます。
決して、悪意があるわけではないのです。
ここがクセものです。
高速道路で制限速度を超えて運転する。
それくらいの感覚なのです。
人はルールを破ります。
それは人間の特性です。
現場を信用するとかしないとか、ではなく、
人間の特性に対して、策を打つことが必要なのです。
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