どのような店を目指すのか
古山喜章です。
人材育成研修でのことです。
多店舗展開している企業の若手リーダーに、
"どのような店にしたいか"
を尋ねました。
彼らは店長を目指す人材たちです。
「明るく元気な店にしたいです。」
「入りやすい店にしたいです。」
「ルールを守る店にしたいです。」
「喜んで帰っていただける店にしたいです。」
などなど。
少しありきたりで、今考えた、という答えです。
これでは部下・アルバイトの人たちに響かないのです。
一方、ゲストで来ていただいた先輩店長は、
「お客様が頭の中で選択肢を考えた時に、
必ずベスト3に入る店にしたい」
と言ってくれました。
さすがだなぁ、と感心いたしました。
なにか、シーンが目に浮かぶのです。
この答えは、パッと考えて出てきません。
普段からそう考えているのだと思います。
そして、店内でいつも言い続けているのだと思います。
私はこんな店にしたい。
その思いは、
店舗のリーダーが部下を率いていく、
源になるものです。
部下たちが、納得しやすく、わかりやすく、
それでいて、リーダーの固有の思いが感じられる、
そのような言葉に磨いてゆく。
これは、つねに思う、
ことによって磨かれてゆくのです。
素晴らしい先輩店長のもと、
若手リーダーがどのように成長してくれるのか、
期待しております。
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