なでしこジャパン世界一、ICOのささやかな貢献
ICOの森垣英和です。
女子サッカーの「なでしこ日本」がW杯でアメリカを破り世界一になりました。
「なでしこ日本」の戦いぶりを見ていると(私は専門家ではないので詳しくは分かりませんが)強いチームが必ずしも勝つということでなく、最後まで諦めず執念をもって粘り抜くことが大事と実感しました。
決勝戦でアメリカは前半で勝負を決めるつもりで全力をあげ、「あっ、入れられた」という場面が何度も続きました。
前半は何とかしのいで0:0。
後半24分モーガンにゴールされ1点先取されましたが、36分に宮間がゴールで同点。
延長戦になりワンパックのヘディングで1点失いましたが、その後、終了間際に沢がゴールで同点。
PK戦にもつれ込み、ご承知のように3:1で勝利し世界を制しました。
さて、「なでしこ日本」の21人の選抜メンバーに、
ICOがサポートしているINAC神戸レオネッサのメンバーが7人入っております(沢、川澄、大野、海堀、近賀、高瀬、田中)。
そして、W杯で「なでしこ日本」の総得点12点のうち、INACのメンバーで8点確保しました(沢5点、川澄2点、大野1点)。
PK戦では海堀が踏ん張りました。
ICOが応援するINAC神戸は、01年に設立。
04年に日本女子サッカーリーグ(Lリーグ)に加入。
その次の年(05年)Lリーグ2部で優勝し1部に昇格。
08年にはLリーグ1部で準優勝。
昨年(10年)はLリーグでは4位でしたが、年末の全日本女子サッカー選手権大会で念願の初優勝。
そして、11年、今年のLリーグでは破竹の5連勝、得点20点に対して失点0.圧倒的ナンバーワンの位置にあります。
ICOは、設立時よりINAC神戸をサポートしてきました。
過去の女子サッカーチームは1社の親会社がスポンサーとなって運営されるケースがほとんど。
しかし、1社だけではなかなかチーム運営を支えきれないという状況がここ数年来ありました。
今まで、日産、日興證券、フジタ、松下電器(パナソニック)、プリマハム、田崎真珠などが単独スポンサーでチームを運営していましたが、親会社の業績不振や事情により廃部、統合が続き、今年も大震災により東京電力のチームが解散に追い込まれました。
INAC神戸は1社でなく多くの企業連合(個人のサポートも含む)でチームを支えるというシステムで、現在87社のスポンサー会社がありICOはそのうちの1社。
「なでしこ日本」が世界一になった、その中心がINAC神戸、ICOはINAC神戸をサポートしている。
従って、ICOは「なでしこ日本」の世界制覇にささやかではあるが貢献しているというわけです。
今年度は、世界一もあり、スポンサーの数は飛躍的に増加することが予想されます。
ICOはささやかなサポートですが、多額な金額より、長くの応援を続けたいと考えています。
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