目指す方向を合わせる
古山喜章です。
目指すものや方向が共有できている企業は、
とてつもなく強い力を発揮します。
それはビジネスでもスポーツでも、
組織で動くものすべてに共通しています。
そのときその集団は、
何か特別な境地に入りこんでいる。
そのようにも見えてきます。
じゃあ共有できている、とはどういうことか?
それは、同じ言葉を同じ意味で理解している。
と、いうことだと思います。
企業で言えば、
経営理念であったり、
企業の存在価値であったり、
企業の強み・弱みであったり。
例えば“自社の商品力”という言葉ひとつにしても、
人それぞれに捉えている意味は異なります。
このようなことは普段、
誰もが何となく理解しているように思っています。
確かに大枠の方向はあっています。
でも、微妙に異なっているのです。
ピタリと合わせるには、
互いに考えを深めて、言葉を磨き、
言葉の意味を合わせる作業が必要となります。
そして、理解するには、
方向だけでなく、考える深さも必要なのです。
特に、次代を担う若手幹部たちには、
このような機会を持つことがとても大切です。
若手幹部が、目指す方向や自社の存在価値を、
ピタリと共有できたとき、
その企業は新たな力を蓄えて、動き出すものです。
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