頑張れなでしこ日本、INAC(その2 監督が代わるとチームも変わる)
ICOの森垣英和です。
INACは前年のなでしこリーグでは4位。
優勝は日テレベレーザ(16勝1敗1分)、2位浦和レッド(14勝3敗1分)、3位は今期大震災、原発問題で廃部になった東京電力マリーゼ(11勝6敗1分)。
INACは11勝6敗1分で得失点差で4位。
それが今期圧倒的ナンバーワンの7連勝(7月31日現在)を続けている理由は何か?
きっかけは、星川監督を前年末に日テレから受け入れたことにあると思われます。
前年、日テレはなでしこリーグで優勝。
しかし、経営陣が入れ替わり、経営陣との運営などでの意見の相異で退団せざるを得なくなった。(スポーツの世界ではよくあることです)
それを、INACが受け入れたという経緯があります。
そして、年末の全国の高校、大学、地域、L2部、L1部など全ての女子サッカーチームが日本一を競う32回全国女子サッカー選手権大会で、新任の星川監督が率いるINACが念願の初優勝。
今期は、なでしこリーグ7連勝です。
監督が代わったことで
①監督の采配、選手への動機付けが変わった
②元のチーム(日テレ)からよい選手が入団
③それに刺激されて元々のメンバーが精神的、技術的にも変わった
④勝利、ゴールに対する執着心がチームとしておおいに向上した
⑤選手同士の競い合い、競争環境が強まった
⑥選手の評価(ゴール、アシスト、パス成功率など)が客観的に行われるようになった
⑦なでしこトップクラスのメンバーから若手が学び育ってきた
⑧チームだけでなく管理、マネジメントの部門も変わった
など相乗効果でチームが様変わりに変化しました。
強くなる為には、強くする方法、対策があります。
サッカーだけでなく、強くする方法、対策をどうするか、「勝つ方程式」を管理者は作る必要があります。
そのためには、リーダーが(他の人に)代わる、(本人が)変わることがポイントになると思われます。
まだ、リーグは残っている試合の方が多く、そうした良い状況を維持し向上させなければなりません。
今後のINACの活躍を期待し注目しています。
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