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2011年9月 5日 (月)

B/S面積グラフから考えてみよう⑤

古山喜章です。

長期固定適合比率 その1
(固定長期適合比率、とも言われます)

長ったらしく堅苦しいネーミングですが、
財務の安定性を示す経営指標として使われます。

その計算式は、
固定資産÷(自己資本+固定負債)×100
で、○○%といった数値になります。

自己資本と固定負債の合計に対して、
固定資産がどれくらいあるのか、
といった比率の数値ですね。

で、大切なのは、
この指標で一体何が言いたいのか、
ということなのです。

固定資産というのは、
その資産で得た利益をもとに、
中長期的に回収してゆく投資です。

つまり、
自社の固定資産を、
長期的な調達資金である固定負債と、
自己資本の合計でまかなえているかどうか、
ということを見たいわけです。

ですから安定性としては、
100%以内であってほしいわけです。
100%を超えるほど、不安定な状態に近づいてゆくのです。
というのは、獲得した利益(=キャッシュ)で、
調達資金である借入金を、
返済しなければならないからです。

例えば、次の図をご覧ください。
Mensekirei8s_2

長期固定適合比率は、約115%くらいでしょうか。
右側の固定負債+自己資本よりも、
左側の固定資産が大きくなっています。

自己資本と長期資金の範囲内でまかなえていないのです。
じゃあ何でまかなっているのか?
流動負債の中に、短期借入金があります。
この短期資金でまかなっているのです。

しかし、
これが財務の安定性を崩すクセ者です。
長期借入金に加えて、短期借入金の返済も重なるからです。
短期ですから、毎月の返済金額も大きいです。
どうしても、
資金繰りが厳しくなってくるのです。

固定資産や固定負債の中身にもよりますが、
長期固定適合比率は、
まず面積グラフを見た時に、
チェックしておきたい項目のひとつですね。

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