営業マンの三苦五楽 (その2)
ICOの森垣英和です。
営業マンには3つの苦しみ、
(・目標に追い回される苦しみ・ハードワークに耐えなければならない苦しみ・いろんなストレスに対応しなければならない苦しみ)がありますが、それを上回る5つの楽しみがあり、その楽しみをぜひとも経験すべきです。
「5つの楽しみ」とは、
第一の楽しみ
「目標突破した時の達成感、充実感の楽しみ」
確かに目標達成は厳しい。
しかし、苦労して達成した時の喜びは何物にも代え難いものです。
「やったぞ!」という達成感はそれまでの苦労を吹き消し「次月もやってやろう」と気持ちが高揚します。
しんどければしんどい程その喜びは大きくなります。
第二の楽しみ
「一生懸命にやれば結果に結びつく楽しみ」
ピントの合った作戦、計画を本当に一生懸命にやったならば、数値や結果でそれが必ず表れます。
数値や結果が表れないのは、やっている事が的を得ていないか、まだ一生懸命、命を懸けてやっていないから。
間違っていることをやったり、本気でやっていないならば、当然、それだけの結果しか出ません。
営業の仕事は、やった結果が正直に出てくる楽しい職業だといえます。
第三の楽しみ
「創意、独自性など自己の能力、個性が活かせる楽しみ」
一般的な工場では、ラインで決められた手順、方法通り自分の仕事をやらなければなりません。
営業マンの仕事は、富士山の頂上に上る(目標突破)ためには、自分の戦略、作戦、計画には自分の考え、創意、独自性が活かせます。
寧ろ、それが必要でそれがなければ目標は難しいかも判りません。
自己の戦略、作戦を創り成功させる楽しみを追求すべきです。
第四の楽しみ
「多くの人に会い、多くの人から学べる楽しみ」
営業マンは毎日多くのお客に会い、その顧客の問題を発見し、改善の提案をしなければなりません。
お客に会って「あの社長の商売に対する情熱には敬服する、あの人のようになる為には自分はどうすればよいのか」「このバイヤーは若いのに情報力はすごいなあ。情報収集どうしているのかなあ?」などビジネスを通じて多くの人に学ぶことができます。
そうした付き合いの中から人脈が築け、担当が替わっても人間同士の交際が続けられます。
第五の楽しみ
「お客に感謝され売上が増える楽しみ」
真剣にお客のことを考え、顧客と一緒に難題を解決して「ようやってくれたね、助かったよ。感謝します。」とお客から喜ばれる。
その結果、他のお客を紹介してもらう、新しい製品を取り扱ってもらうなどプラスの売上が見込めます。
「五つの楽しみ」は、言葉で言うほど簡単に享受できるものではありません。
しかし、こうした厳しい環境で、「苦しみ」だけにとらわれてネガティブになりすぎてはいけないと思います。
営業マンには、ハングリー精神、チャレンジ精神、クリエイト精神、フロンティア精神が必要です。
常に前向きで取り組み「五つの楽しみ」を味わってください。
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