価値の高め方(4)~ 期間限定 ~
みなさん、こんにちわ。ICOグループの内藤です。
本日(12月14日)の夕方から「御堂筋」にイルミネーションが燈りました。
最近では、淀屋橋から心斎橋まで約1.9kmにわたって点灯する冬の風物詩になりつつあります。
さらに、今日は「OSAKA光のルネサンス2011」も開催され、大阪市役所から大阪市中央公会堂周辺も光り輝いています。
日頃は何の意識もしてない道路ですが、イルミネーションがあるとなんとなく明るく、元気に、ワクワクする気持ちになりますね。
そして、明るいところには人が寄ってきます。
そもそも、大概の生き物は明るいところに寄ってくるものなのです。人も虫も魚も・・・、もちろん例外もありますが・・・・・。
「明るさ」には、物理的な明るさもあれば、心理的な明るさもありますね。
イルミネーションにはその両方の明るさが備わっているのでしょうか?
イルミネーションで光を飾る行為は、もともとクリスマス(キリストの誕生日)のお祝いの意味できらびやかにするのがスタートのようですが、
震災復興の祈願や大阪振興などの狙いで実施されているようです。
当然、いろいろな飲食店やお店がオープンし、集客の増大を図っています。
私もついつい遠回りをしてしまいます。
しかし、このイルミネーションも年がら年中 飾ってあるとありがたみも半減します。
この寒い時期に短期間だけ輝くのがいいのです。
短期間だけ輝くから日常とは違う空間なのです。
「期間限定」、いつもと違うことは価値を高めるのです。
期間限定商品、期間限定公演、期間限定セール・・・・・。
「期間限定」を付加価値アップに使いましょう。
クリスマスセールには、日頃買わないような高価なものを買ってしまいます。
数万円のお節料理を注文してしまいます。
「閉店セール、本日限り」といわれるとついつい買ってしまいます。中には、毎日そう言っているお店もありますが・・・。
地デジ化セール、エコポイントなどもその一例です。
人間は期限を切られると、ついつい高くても買ってしまうのです。
あなたの会社でも期間限定の活動をしましょう。
期間限定イベント、期間限定サービス、期間限定グッズ、期間限定キャンペーン・・・。
お客様も社員も明るく、元気になるような・・・。
それこそ、価値を高める方法です。
ただし、くれぐれも注意しなければなりません。
不良在庫を残さないように、早めに切り上げることを・・・。
早めに切り上げてこそ「期間限定」なのです。
.
« 立地に支えられている店 | トップページ | 次の人のことを考えれる人であってほしい »
「経営」カテゴリの記事
- 規模の拡大を追うな⑤(2024.11.15)
- 規模の拡大を追うな④(2024.11.14)
- 規模の拡大を追うな➂(2024.11.13)
- 規模の拡大を追うな②(2024.11.12)
- 規模の拡大を追うな①(2024.11.11)
コメント