営業マンが学ぶBS面積グラフ
古山喜章です。
保険代理店業をされている企業内で、
営業マンを対象としたセミナーに、
私も講師として同席いたしました。
BS面積グラフを作成し、問題点を討議し、
講義を受講する。
それも、若い営業マンの方々が対象、ですよ。
受講者たちの熱心な姿、また、企画された社長の思いに、
いたく感心いたしました。
コンサルティングセールスに活用すべく、
貸借対照表を勉強する、というのが研修目的です。
経営者ばかりでなく、営業マンも、
バランスシートで考えるBS発想が必要じゃないか、
との思いが感じられました。
特に保険という商品は、損金扱いで節税に活用でき、
また、固定資産に計上され、しかも、現金化しやすい。
つまり、資産価値の高い商品なのです。
ならば営業マンは、
その高い資産価値を有効に活用するため、
バランスシートのことを理解しておきたい。
そして、
経営者の立場で考え提案できるようになりたい。
というわけですね。
どのような商品でもそうですが、
商品の説明ばかりしていても、
簡単に受注に繋がる時代ではありません。
お客様の信頼を得なければならないのです。
そのためには、どうすればよいだろうか。
と経営陣が真剣に考えられた末、
今回の学習の場に結び付いたのでしょう。
真摯に学ぶ若き営業マン達を、応援したいと思います。
« 勝に急して敗を忘るるなかれ | トップページ | 人気店の変わりぶり »
「B/S面積グラフ」カテゴリの記事
- 減収増益になれば、どうなるのか?(2015.03.17)
- 増収増益になれば、どうなるのか?(2015.03.13)
- B/S面積グラフから考えてみよう (57)(2012.12.11)
- B/S面積グラフから考えてみよう (56)(2012.12.03)
- B/S面積グラフから考えてみよう (55)(2012.11.20)
おはようございます。
保険関係の営業マンへの面積グラフの指導ですか、凄いですね。
確かに損金処理され、且つ資産にも計上できる保険は、経営者からすると魅力ですよね。
保険や株って胡散臭いから、営業にくると誰もがまたかって感じになるところですが、BSとかをちゃんと読める営業マンだと経営者も話だけよりも具体的に想像できますよね。
面白い所にここの社長も目を付けましたね。これも、マーチャンダイジングですね!
売れる営業マンは、自分自身も心底売る物のファンであり、ユーザーであり、満足していないと一時的に売れても、継続的な成績は維持できない。
私のところにも、証券会社や先物関係の方からお電話をいただきますが、そんなに儲かるんだったら、人に教えないで自分でやったらって思うのは私だけでしょうか?
当グループでも互助会を継続的にお薦めできている職員は、当グループのファンです。
投稿: 田村 透 | 2012年1月11日 (水) 09時20分