内部統制の見直し
古山喜章です。
昨年のオリンパス、大王製紙の問題などから、
内部統制の重要性が高まっていますね。
監査役がおり、監査室があっても、
純粋にその目的を果たしている、という企業は
どれくらいあるでしょうか?
それにもまして、
株主総会、取締役会、理事会、などを法令どおりに
実施しているでしょうか?
土地を買う、借入をする、投資をする、
事業に無関係な資産が増えるのは、
概して、
役員、株主の承認を得ずに行われている、
というケースが多いのです。
中小企業でも、税務調査を受けることはあります。
その際、承認を得た記録があるか、
また、実際にそのような場が設けられているかどうか、
今後ますますその追求が厳しくなると思われます。
まずは、承認の場をしっかりと設ける、
ということから再確認をお願いしたいですね。
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