節分
みなさん、こんにちは。ICOグループの内藤です。
本日、2月3日は「節分」ですね。
冬も終わり、明日は「立春」。いよいよ明日から春になります。
各地では雪による被害が出ているようですね。
雪崩、転落、交通事故、交通渋滞・・・・。
被害にあわれた皆様には心よりお見舞い申しあげます。
一年の中では、春の直前が一番寒く、一番雪が多いのです。
そして、一日の中で一番寒いのは日の出前。
自然の循環です。
実は、通常の循環の中で起きることはそれほど大きな被害は出ません。
予想のできることに対しては、それなりに対処ができるからです。
雨が降れば傘を差し、雪が降れば外出を控えるのがいいのです。
しかし、時々、急変することがあります。
季節外れのように急に暑くなったり、急に寒くなったり。
朝は晴れていても、突然、大雪に見舞われるなどなど・・・。
一番怖いのはこの時です。急に対処できないからです。
企業においても、晴れの日もあれば雨の日もあります。雪の日も嵐の日も・・・。
良い時もあれば、悪い時もあります。
売上の上昇や低下はある意味、日頃の営業活動の中で予想がつきます。
仕入価格の上下変動も急にはやってきません。
予想がつくことには販売価格の見直しやコスト削減などで対処できますが、得意先の倒産、不渡り、災害、デフォルトなどは突然やってきます。
しかし、被害にあっても深手を負わないように備えをするのが経営です。
私の知り合いの企業で先日、数千万円の不履行がありました。
通常ならば資金繰りに右往左往するところですが、
その社長曰く、
「日頃から資金を積んでいるから大丈夫です」
「損金処理で半分は税金で相殺できますから・・・・」
とのこと。
貸し倒れが発生すること自体はほめられたことではありませんが、突然、災難に巻き込まれても、それに対処できるように日頃から準備しておくべきなのです。
いよいよ明日から春になります。
企業の業績も暖かくなりますように、「福は~っ、うち!」と行きましょう。
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