サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
フォト

「井上和弘の経営革新全集完結記念セミナー」のお知らせ

福岡雄吉郎 「賢い節税セミナー」終わりました。

ICO新刊発売のお知らせ!

  • 井上和弘 経営革新全集第10巻 好評発売中!
    井上和弘 経営革新全集 第10巻(著:井上和弘、発行:日本経営合理化教会)「社長の財務戦略」 経営コンサルタントとして約40年前のインフレ期を経験した著者が、来るべきインフレ期へ向けて、中小企業の経営者に対応の要点を熱く語る内容を新たに書き下ろしました。ファン必携の、全集最終巻です。

古山喜章CD お金が残る決算書「100の打ち手」発売!

  • お金が残る決算書「100の打ち手」発売!
    1話5分完結で全100話収録! 会社を強くする決算書にするための具体策を、節税対策、銀行対策、危機対応、業種別対策など、7つの側面から、実例を交えて語ります。 移動時・在宅時などのすきま時間に、ぜひご活用ください。

後継社長塾 修了生の声

経営経典・今日一日の額縁申込み受け付けます

  • 「井上教経営経典・今日一日」の額縁申込みを受け付けます
    価格20,000円(送料込み) ※色は黒色のみ。 商品の発送は、10月下旬になります。 お申込みは、下記メールアドレスまで。 ico@pearl.ocn.ne.jp

« 自己資本比率を上げるには | トップページ | 人の行く裏に道あり »

2012年3月30日 (金)

B/S面積グラフから考えてみよう(28)

古山喜章です。

~面積グラフから見る、業種と財務体系~

その業種によって、
面積グラフが表す体型というものがあります。
まず、次の面積グラフをみてください。
Mensekirei29

上のグラフの左側を見てください。
流動資産よりも、固定資産が多くなっています。
いわゆる、固定資産型、の面積グラフです。

これが、ホテル業や飲食業、病院など、
建物や機械・設備といった固定資産を必要とする業種なら、
その体型事態、特に大きな問題ではありません。

しかし、
これが卸売業、卸売業、人材派遣業などだったら、
どうでしょうか?

機械や設備、ましてや土地を、
自前で持たないと商売ができないでしょうか?
そんなことはないはずなのです。
借り物であっても、商売そのものには、
なんら影響ありません。

例えば卸売業で、上のグラフのように、
銀行から借金をして土地、建物、機械を持ったとしましょう。
そもそも卸売業と言えば、利幅の小さい商売です。
回転で儲けるしかない商売なのです。
在庫も抱える必要があります。

なのに、借金をして固定資産を持つわけです。
月々の借入返済、金利、固定資産税、
などがのしかかり、資金繰が厳しくなるのは当然です。

でもそれは、損益計算書だけ見ていては、わからないのです。
借入の返済は、損益計算書には、表れないからです。
加えて、自前の資産として持てば、
賃借料が必要ないわけですから、
損益計算書での見かけの経常利益は大きくなります。

それも、PL発想の経営者にとっては、
魅力的に映るようです。
とはいえ、
面積グラフは企業の財務体格を表します。
それぞれの業種の収益体質に応じた、
財務の体格を維持してほしいのです。

« 自己資本比率を上げるには | トップページ | 人の行く裏に道あり »

B/S面積グラフ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: B/S面積グラフから考えてみよう(28):

« 自己資本比率を上げるには | トップページ | 人の行く裏に道あり »

2023年 ご挨拶動画

おすすめブログ

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

2022年 ご挨拶動画

  • 2022年 ご挨拶動画
    アイシーオーメンバーより皆様へ、新年ご挨拶とともに、2022年に進めてほしいことを、お伝えします。