チームの成果はリーダーしだい
みなさん、こんにちわ。ICOグループの内藤です。
先日、支援先の企業で経営革新のためのプロジェクトチームを立ち上げました。
ここ数年来、経営革新を図るべく同じテーマで活動を推進してきましたが、ほとんど効果的な成果が出ないため新たなメンバー構成で再スタートすることになったのです。
プロジェクトの成果を出すために、私も指導役として新たに参加することになりました。
その発足に当たり、今までのやり方を振り返っていただくと、
「何のためのプロジェクトかが理解できていなかった」
「決めたことが徹底できなかった」
「活動の確認やフォローができなかった」
「人によって意識のバラツキが大きかった」
「誰かがやってくれると思う人がいた」
というような意見が続々と出てくるのです。
ただし、最初からこのような状況であったわけではなく、徐々にやる気がなくなり、そのうちに何もやらなくなったということなのです。
リーダーに質問しても的確に答えてくれない。
何かを実践しても無関心。
やらなくても叱られない。
失敗すれば怒られる。
これらの積み重ねによって・・・・・。
結局、プロジェクトの使命や狙い、役割が徹底されていないのです。
そのために、活動が中途半端になり、やってもやらなくてもいいという社風になっていくのです。
そして、その最大の原因はプロジェクトリーダーにあります。
リーダーが、使命や狙いを十分に理解していないためにメンバーへの指導もできない。
リーダーが、責任感を感じていないために自主性に欠ける風土になってくる。
リーダーが、チェックをしないために決めたこともやらなくなってくる。
チームの成果はリーダーしだいなのです。
リーダーを選ぶときは、責任感のある人物を選びましょう。
リーダーには、チームの使命や目的を叩き込みましょう。
リーダーの役割は、チェックとフォローにあることを教えましょう。
ただし、そのリーダーは経営者を見ているのです。
リーダーを任命する経営者に本当に使命感があるのか?
経営者はリーダーをチェックし、フォローしているのか?
最後は経営者の姿勢なのです。
新たにプロジェクトチームを立ち上げるにあたり、徹底したことです。
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