人の行く裏に道あり
みなさん、こんにちわ。ICOグループの内藤です。
いよいよ桜も開花し、本格的な春の到来です。
昨日は九州に居ましたが、桜も満開に近づいてきました。
「人の行く裏に道あり花の山、いずれを行くも散らぬ間に行け」
相場の格言であり、一説には千利休の作った歌だといわれています。
桜の花を見ると、いつも思い出す格言です。
経営資源に限界のある中小企業では、国内外の大企業と真っ向から勝負しても勝てるところはありません。
大企業が目を付けない「裏の道」を探さなければなりません。
市場、商品、サービス、システム・・・・。
他社とは違うものを考えましょう。
他社ができないことができるようになりましょう。
私が支援をしているA社では、製造現場の改善を積み重ねることにより限りなく不良の出ない仕組みを構築しました。
それにより、設備稼働率や労働生産性が競合企業と比べ10%以上、高くなっています
B社では、即日納品するための物流システムを構築し、高い競争優位性を誇っています。
C社では、サービスマンを増強し、圧倒的な顧客サービスを提供しています。
上記のいずれの企業も中小企業ですが、高収益であり財務体質も抜群です。
独自の視点で課題を見つけ出し、徹底して課題をクリアしている企業ばかりです。
新年度を迎え、独自の「裏の道」を見つけ、磨き上げましょう。
そのためには、3現主義(現場・現物・現実主義)で現状を認識するとともに、目指すべき姿を明確にし、それを追求することが不可欠です。
花が散らぬ間に・・・・・・。
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