修繕費を惜しまない
古山喜章です。
施設・店舗でのサービスを提供している場合、
5年、10年を経過すると、
あちらこちらに傷みが生じてきます。
傷まずとも、
なんだかくたびれた様子が漂い始めます。
そうなると、まず、
新規顧客を獲得することが難しくなります。
唯一無二のサービスならともかく、多くの場合、
選択肢となる施設は他にもあるのです。
価格もさほど変わらないでしょう。
ならば、まずはキレイなところへ足が向きます。
あるいは、
一度来てくれたとしても、次は来てくれません。
“壁紙を張り替えたいけどコストがかかる”
“床をキレイにしたいけどコストがかかる”
“設備の修理をしたけどコストがかかる”
とかく、コストがかかるからできない、
という発想をお持ちの方がいらっしゃいます。
この発想では、営業が縮こまる一方です。
そのうち、
どこから手をつければよいかわからないくらい、
あちこちが傷んだ状態になってしまうのです。
そうならないよう、
施設・店舗を磨くための修繕費を惜しまないでほしいのです。
顧客に不安な思いをさせないために、修繕費を投じてほしいのです。
それが、顧客獲得、儲けの獲得、へと繋がります。
店舗・施設は古くなるものであり、傷むものです。
そのために、減価償却があるのです。
店舗・施設に修繕箇所がないか、
常に目を凝らしておいてほしいのですね。
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