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2012年5月 7日 (月)

舞台装置の減価償却

古山喜章です。

GWに舞台を見てきました。
劇団☆新感線の「シレンとラギ」という芝居です。
梅田芸術劇場、1924席の座席が満席です。
最も多いS席が13500円なので、売上が・・・。
と、つい計算してしまいます。
しかもその日は1日2回公演だったので、×2倍!
グッズやパンフレットも、高額なのによく売れてます。

エンタメビジネスが好調と言われる、
原動力のようなものを感じます。

セットや装置も大掛かりなのですが、
仕事柄、つい、
「これって減価償却はどうなるんだろう?」
などと考えてしまいます。

耐用年数表を見ると、演劇での装置・器具は、
小道具・大道具、ともに2年、となっています。
これは短くて良いですね。
しかし今や、同じ芝居で2年も続くなど、
劇団四季のロングラン興行以外はほとんどないでしょう。
ほとんどが1年以内で終演しています。

となると、1年ほど使って、興行が終われば、
運営会社は除却損として特別損失に計上できますね。
そうすれば、
経常利益が出ていても、税引き前利益は下がり、
法人税を抑えることができますね。

集客力のある劇団であるだけに、そのような処理をすれば、
キャッシュフローをさらによくすることができることでしょう。

耐用年数では○年となっているが、
実際には△年しかもたない、あるいは、使わない。
このようなことは、他の業種でもあるのではないでしょうか?
なのに、除却損扱いにせず、
耐用年数に応じて減価償却をし続けている。

つまり、
除却できるのに放置されている、という例が、
よく見受けられるのです。
少しでもカネ回りをよくするため、
除却損扱いできる資産がないかどうか、
常にチェックをしておきたいですね。

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