在庫管理の電子化
古山喜章です。
工場や店舗などで、
材料・資材の在庫管理の現場を見ることがあります。
すると、いまだに、次のような風景をみかけます。
1アイテムずつ、数をかぞえて棚卸表に記載する。
二人一組で、一人は数を読み上げ、もう一人が記載する。
で、棚卸表は手書きですから、
誰かがその数字をデータ入力し、金額を算出することになります。
「バーコードで読み取って最初からデータ化すれば?」
と言うと、
「以前に検討したことがあるんですけど、
コストがかかるので、結局、前のままなんです」
という返事が返ってきたりします。
で、それはいつの話し?と聞くと、7~8年前だったりするんです。
今はバーコードリーダーも安くなりました。
例えば、バーコードを読んで、その機械で数量入力もするタイプ、
こういうものですね。
5万円前後が多いですね。
蓄積データを無線で飛ばすもの、有線でPCに送るもの、
とさまざまです。
最近は、どんどん小型化し、
タブレットPC、やスマートフォン連動型がでてきています。
こういうものですね。
首からぶら下げて使い、バーコードを読み取ると同時に、
タブレットPCやスマートフォンに品名が表示されます。
で、PCやスマホ側で数量を入力します。
4万円前後です。
他の既存システムと連動させる、などとなると、
さらにコストアップします。
が、ただ単に棚卸数量や金額をおさえるだけなら、
これらの機械でも十分対応できるのです。
ちなみに、
上記の機械などは、普通にアマゾンで買えます。
機械が高い云々よりも、
機械のトレンドを知らないことのほうが、
コストが高くつくのです。
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