自社の歴史を知る
古山喜章です。
企業の従業員たちと接していると、意外に、
自社の歴史や成長の転換点などをよく知らない、
という人が多いです。
20年以上に渡って支持されてきた企業なら、
それなりの危機や成長への転換点を乗り越えてきています。
それらの難局をどう乗り越えてきたのか?
そこに、その企業独自の文化や思想、存在価値、
などが息づいてくるのです。
環境変化に耐えてきた背景を知ることで、
経営理念の一言一句を、深く理解することができます。
自社の歴史や成長への転換点を知らずに、
経営理念を唱和していても、
理解がなければ、その理念を活かすことができません。
自社の歴史といっても、年表のように理解するのではなく、
その背景となるストーリーを知ることが、大切なのです。
柱となる商品やサービスでも、
誕生に至る経緯はさまざまなのです。
自社の歴史や成長への転換点を理解することで、
帰属意識や、今に生きることの責任意識が高まります。
その企業の原点となることを理解する従業員が、
一人でも存在してほしいと思います。
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