サーバー管理を確認する
古山喜章です。
大阪のサーバー管理会社、ファースト・サーバー社が、
顧客のホームページ用保管データを消失してしまう、
という事故がありました。
バックアップも含めて消失し、復旧しようがない、
という、かなりとんでもないことになっています。
(その割に、あまり騒がれていないのが不思議です)
今のところ、約5700件分と言われています。
つまり、
5700件のホームページが、ある日突然閲覧不可能になり、
復旧不可能、ということで、各社各自、
ゼロからホームページを再作成するしかない、
という状況に陥っているわけです。
原因もはっきりしておりません。
しかもサーバー復旧作業中に、
個人情報流出事故まで発生させています。
情報に関して言えば、どこかの電力会社並みの事故なのです。
今後、大きな賠償問題に発展することでしょう。
クラウド化が進みつつあるなかで、今回の事故は、
IT関連企業に大きな波紋を投げかけるでしょうね。
デジタルの怖さである、データ完全消失、データ流出。
やはり、あってはならないことなのです。
なんらかの歯止めによって、この危機を克服しない限り、
あらゆる情報のクラウド化は、どこかで停滞してしまうかもしれません。
それでも、
インターネット、情報通信の世界は今や、
なくてはならないインフラなのです。
今回の一件はまさに、
IT関連業界がさらに成長するかどうかの、
大きな試練ではないかと思っています。
こういうことがあるとまた、
一部のアナログ派の経営者は、「そら見たことか!」
と、デジタル化推進にストップをかけてしまうのが困ります。
まずは、
自社が関わるサーバー管理会社に問題はないか、
確認しておきたいですね。
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